先日、ゲキ×シネ『髑髏城の七人~アオドクロ』を観てきました。

劇団☆新感線の音楽を交えた迫力ある演劇を、映画館で体感できるんです。

演目の『髑髏城の七人』は、劇団☆新感線の代表作のひとつで、

アオドクロは2004年の作品になります。

 

 

 

お台場のユナイテッドシネマで観たのですが、女子率が高かった・・・。

男はボクを含めて、パラパラ程度でした。

 

CM20分、本編3時間30分、合計4時間ほどの長丁場でしたが、

長さを感じさせない素晴らしいエンターテイメントでした。

いのうえひでのり演出の「いのうえ歌舞伎」と呼ばれる時代活劇と、

歌舞伎座を運営する松竹とのコラボレーションが上手くいった作品ですね。

 

個人的には、大人計画所属で、またロックバンド「グループ魂」のドラム担当

三宅弘城のギャグ・アドリブを利かせた演技が好きですが、

今回は主演の市川染五郎にやられてしまいました。

歌舞伎界のプリンスだけあって、じつに美しく見事で華麗な立ち回りでした。

 

実際の臨場感は無いですが、演じる俳優の汗、涙、表情、細かい仕草など、

なかなか見る事が出来ない部分を映像を通してですが見る事ができます。

その迫力といったら、ある種感動ものでした。

機会があれば、「髑髏城の七人」の他バージョンも観たいですね。

 

『髑髏城の七人~アオドクロ』

作:中島かずき

演出:いのうえひでのり

 

出演:

市川染五郎

鈴木杏

池内博之

ラサール石井

高田聖子

三宅弘城

粟根まこと

高杉亘

川原和久

佐藤アツヒロ

 

2004年 日生劇場