下町の代表格である谷中・根津・千駄木、通称「谷根千」を散策してきました。
気軽に行ける距離なので、昼過ぎに行って3時間ほど歩きました。
東京メトロ千代田線「根津駅」で下車し、向かった先は根津神社です。
ゴールデンウィークは「つつじ祭り」で賑わったでしょうが、
既につつじは青葉だけになっていました。
神池の石では、亀が気持ちよさげに甲羅干しをしています。
国の重要文化財に指定されている、楼門です。
正面右側の随身は、水戸黄門でお馴染みの徳川光圀がモデルとか。
5代将軍・徳川綱吉は、兄である徳川綱重の子・綱豊を養嗣子と定めると、
氏神・根津神社に綱重の屋敷地を献納し大造営を行ないます。
天下普請と言われた大造営は1706年に完成し、同じ年に
千駄木の旧社地より祭神を遷座しました。
正面に見える唐門および透塀は、ともに国の重要文化財です。
1706年の造営以来、権現造の本殿・幣殿・拝殿、唐門、西門、透塀、楼門
すべてが当時のまま残っているんですよ。
楼門から唐門へと続くのは、四半敷の石畳ですね。
左に少しだけ見える手水舎の水盤は、小松石の一枚岩から切出したそうですよ。
残念ながら、写真撮り忘れです。
手水舎の脇で、飼い主さんに甘えているワンコに目がいってしまいました。
唐門をくぐって、社殿へ向かいます。
ん年前、ボクたち夫婦は根津神社で結婚式を挙げ、唐門前で記念撮影しました。
当時と、少しも変わっていませんねぇ。
透塀です。
格子越しに中が覗けるから「透塀」と言いますが、そのまんまですね。
権現造の社殿です。
久しぶりに、参拝しました。
神社なのに「卍」の神紋です。
唐門脇に残る、国宝の案内板です。
現在は重要文化財ですが、戦前は国宝だったのですね。
境内社の、乙女稲荷神社を参拝していきます。
幾重にも連なる、赤い鳥居が良いですね。
お稲荷さんだけあって、狐が出迎えてくれます。
乙女稲荷神社は、池に向かって舞台があります。
ボクは、この位置から見る風景が好きですね。
稲荷神社の舞台から、根津神社の社殿が一望できます。
ドラマに出てきそうな雰囲気ですね。
御朱印をいただきました。
















