埼玉県川口市にある臨済宗建長寺派の寺院「長徳寺」は、
足利基氏の祈願寺として、1364年に創建された古刹寺院です。





長いアプローチを経て、山門をくぐります。
足利氏ゆかりの寺院だけあって、寺紋は「丸に二つ引」ですね。





山門をくぐると、正面に普段閉じられている中門があります。
手入れが行き届いた植込みの脇を通り、通用門から奥の境内へ入りました。





本堂です。




「金剛窟」の額が掲げられた、座禅堂です。




両側に金剛力士像が鎮座する、仁王門です。




そしてこちらは、開山塔(三重塔)です。




境内には、埼玉県指定文化財のビャクシンがあります。




中門の裏側は、このような彫刻がありました。




江戸時代に入ると、徳川家康より寺領40石の朱印が与えられ、
その後は代々徳川将軍家の保護を受けたそうです。

中門の前に、「三つ葉葵」の紋章が入った石燈籠がありました。





正月に行ったという事もあって、境内は静寂に包まれていました。




通用門から、山門を覘いたところです。




御朱印をいただいてきました。