益子焼で有名な栃木県芳賀郡益子町に、真言宗豊山派 西明寺があります。
開山が奈良時代という、古刹の寺院です。
長い石段を登った先に、重要文化財指定の楼門(山門)が見えてきました。
入母屋造茅葺きで、1492年(室町時代)の建立です。
楼門の傍らに、重要文化財指定の三重塔が建っています。
1538年(室町時代)建立です。
屋根が「こけら葺き」や「瓦葺き」が多い中、こちらは「銅板葺き」でした。
結構珍しいそうですよ。
茅葺き屋根の鐘楼です。
1743年建立の閻魔堂です。
両脇に侍像を従えた閻魔大王は、アハハと笑っていました。
侍像も、閻魔さまにつられて笑っています。
本堂です。
まずは、参拝をして。
堂内外陣へ入りました。
立派な彫刻ですね。
天井絵はほとんどわからないのですが、こちらも豪華絢爛だったでしょうね。
ご本尊はじめ、多くの仏像が安置されている内陣は、有料です。
写真撮影禁止ですが、朝一番だったので係りの方もいなくて
こっそり撮ってしまいました。
ご本尊の十一面観音像です。
周りが煤けているのは、護摩焚きが行われているからですね。
堂内を出ると、来るときには気づかなかった夫婦地蔵がありました。
手掘りの地蔵様、何とも味のある顔立ちしてますね。
御朱印をいただいてきました。

















