桜散策 －皇居周辺－

皇居まで歩いてきましたが、いつもの週末より人出があります。
警察官も多いし、何かイベントでもあったのでしょうか。

考えていたら、カミさんが答えを言いました。
ちょうど、皇居乾通りの一般公開をやっていたんですね。


枝垂れ桜と大手門




大手門は、旧江戸城の正門です。
昭和２０年、戦災で大手門渡櫓が消失しましたが、
昭和４３年の東御苑一般公開に合わせて再建されました。




ピンク色が綺麗ですね。




平河門と桜




旧・江戸城の大奥女中の通用門であり、御三卿の登城口だったようです。
また丑寅の方角にある鬼門という事から「不浄門」とも呼ばれ、
城内の死者や罪人を運び出した門でもありました。

それにしても、桜が綺麗です。






平河堀に映るオフィスビル群です。
堀に架かる木橋は、先ほど写真を撮った平河門になります。




ここは、かつて竹橋門がありました。




木橋は石造りに架け替えられ、今に至っています。。
正面の洒落た建物は、毎日新聞社が入居するパレスサイドビルです。




北桔橋門です。
旧・江戸城天守閣や大奥から、外部に直接通じる門でした。
跳ね上げる仕掛けが施されていて（高麗門に金具が残っています）
有事の際以外は交通を遮断していたようです。






明治に入ってから作られた、皇居北側にある乾門です。
春秋の乾通り一般公開の時に、出口になる門ですね。




半分門が開いていました。
中の桜も、満開のようですね。