三年ぶりの里山アートをめぐる旅、
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」へ行って来ました。


【M037 Air for Everyone】


かつて、板金屋が暮らしてたという古民家での作品です。
工房を想定した空間に、いろいろな音の仕掛けがありました。





入口に置いてあったのでオブジェかと思っていたら、
じつは音を奏でる仕掛けでした。

ひとりが赤や青のアコーデオンを手に持ち、
もうひとりがチューブを手に持ちます。





チューブの先端を柱にある四角い穴の上を上下させ、
アコーデオンを閉じたり開けたりすると音が鳴り始めました。
うまくすれば音楽になりますが、これが意外と疲れます。




部屋へ入ると、天井からいくつもの紐がぶら下がっています。
これを適当に引っ張ると、どこからか音が鳴るんです。

音の出処を探してみますが、あちこちから音が流れてくるので
なかなか容易に見つかりません。




古びた机の上に、雑然と置かれた道具たち。
ただのオブジェかなと思っていたら、これも音を奏でる楽器でした。

小さな穴の上で道具を滑らせると、音が鳴り出しました。
ハーモニカの原理ですね。





庭のヒマワリが綺麗でした。