目黒雅叙園で開催中の、【和のあかりx百段階段 展】へ行って来ました。

目黒雅叙園というと、結婚式場というイメージが強いのですが、
他にホテル・レストラン・オフィスがある複合施設で、
このようなイベントを数多く開催しています。


■祭りのあかり 秋田竿燈まつり+仙台七夕祭り

「招きの大門」と呼ばれる共用廊下に展示されています。
実物の半分か三分の一ほどの大きさでしょうが、
天井いっぱいに飾られた竿燈や七夕は迫力ありました。













ここから有料ゾーンになります。
暗闇に浮かぶ「いけばなアート」を見て、エレベータに乗ります。
エレベーターの中は、螺鈿の迷宮に入ったような装飾でした。





東京都の有形文化財に指定されている「百段階段」です。
けやきの木造階段ですが、写真OKは今回が初めてだそうです。

【和のあかりx百段階段 展】の会場は、この百段階段と、
階段沿いにある贅を尽くした装飾の木造座敷宴会場7棟になります。
映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになるなど、
イベント以外にも見どころいっぱいです。




百段階段の途中にある便所。

現在は見学のみですが、広い板敷の室に和便器ひとつで、
とても落ち着いて用を足せそうにありませんね。




■葛飾北斎と江戸職人のあかり【十畝の間】

格天井に描かれた、日本画家・荒木十畝による四季の花鳥画。
全体的に落ち着いた造りの【十畝の間】です。





ここでの展示は、灯りに照らされる江戸切子や組子、かんざし、漆器や、
北斎画を和紙の行灯に仕上げたインタレーションです。

組子の行灯で、欲しいなと思うものがありました。









後半へ続きます。