忍野八海

先日、「鉄砲木ノ頭」ハイキングへ行った帰り、
山中湖からほど近い忍野八海へ寄り道しました。

途中、温泉宿の日帰り入浴で汗を流してリフレッシュ、
着替えも済ませてさっぱりした気分で向かいました。

忍野八海とは、富士山の雪解け水が地下の溶岩の間で
数十年の歳月をかけて濾過された湧水を言います。
世界遺産となった富士山の、構成資産のひとつになってます。




忍野八海の中心地、土産物屋が建ち並ぶ場所にある「湧池」です。
蒼く澄んでいて、何度来ても一番好きな池ですね。




鯉が、気持ち良さそうに泳いでいます。




「湧池」の傍らに、地下水を汲み上げた雪解け水が流れています。
手をいれると冷たくて、１０秒も浸けていられません。




こちらは、忍野八海ではありません。
いわゆる観光目的に作られた人工池です。
観光客の集まる「中池」は、正面の土産物屋に入らないと行けません。




水深１０ｍある「中池」へやってきました。
「湧池」の水を引いているので、底の方は蒼いですね。

しかし池の周りは、中国人観光客で占められていました。
うるさくて、落ち着いて観光出来ません。




何度か訪れていますが、ずいぶん汚くなったなと感じます。
ペットボトルなどのゴミが浮いているし、
池の底にスマホやタブレットが沈んでいました。




水車小屋がありました。
水草や苔を従えた水車が、勢い良く回っています。




小屋の中では、蕎麦を引いているところでした。




「鏡池」です。
手前は、やはりゴミで汚れていました。

正面の富士山が綺麗に見えていたら、逆さ富士が見れたのですが。




水面が透き通っている、阿原川です。




「御釜池」です。




こちらは「銚子池」。
奥の方で、湧水がポコポコ湧いているのが確認できたのですが、
写真に撮るとさっぱりわかりませんでした。




名水製麺所で、蕎麦・うどんを土産に買いました。
よもぎ蕎麦は材料費高騰のあおりで、製造中止されていました。

値上げしても良いのでは？と思うのですが、
美味しかっただけに残念です。