
「荒川遊園地前停留場」を過ぎると、都電と並走する都道を歩きます。
ひたすら歩いて着いたのが、「小台停留場」。
ここは、休まず通過します。

尾久警察署前を過ぎると、「宮ノ前停留場」に着きます。

電停前にあるのが、尾久八幡神社です。
なかなか立派な神社なので、参拝することにしました。

社殿前の木かげにベンチが置いてあったので、
しばらく休憩を取りました。

境内から、電停に留まる都電が見えます。

御朱印をいただきました。

神社で休憩したあと歩いてきたのは、隣の「熊野前停留場」。
正面に見える熊野前陸橋は、渋滞が起こりやすい所で有名です。
「熊野前」の地名は、昔このあたりに熊野神社があったことから。
明治時代に、先ほど寄った尾久八幡神社に合祀されたそうです。

「東尾久三丁目停留場」まで歩いてきました。

特に何もないまま、「町屋二丁目停留場」を通過。

やはり何も見つけられないまま、「町屋駅前停留場」に着きました。
ゴールの三ノ輪橋が、近づいてきた感があります。

都電の上を走っているのは、京成本線です。

「町屋駅前停留場」の次は、「荒川七丁目停留場」です。

「荒川七丁目停留場」を過ぎると、都電は大きく右にカーブします。
沿線左側は、東京都の水再生施設のようですが、
その中に赤レンガの古い建物がありました。
「旧三河島汚水処分場ポンプ場施設」です。
大正11年に運用を開始した日本初の近代下水処理場で、
重要文化財に指定されているそうです。

建物のすぐ傍に、「荒川二丁目停留場」があります。

電停を過ぎて住宅街へ入ってきました。
児童公園でしょうか、花と緑に囲まれた感じの良い公園です。

この辺へ来ると、東京スカイツリーが見えるのですね。

スカイツリーの先端しか見えなくなったなと思った頃、
「荒川区役所前停留場」へ着きました。
都電ウォークも、あと2電停です。
いよいよゴールが近くなりましたねぇ。

明治通りに出て、また住宅街へ入ると、「荒川一中前停留場」があります。
文字通り、荒川第一中学校がすぐ傍にありますが、
中学校を囲むように半径150m内に小学校が3校もありました。
少子化傾向にあって、この辺りは人工密度が高いのですね。

電停の近くに、「ジョイフル三ノ輪」という商店街がありました。
都電終点の「三ノ輪橋」まで、この中を抜けていきます。


下町の商店街らしく、売られている物が皆安いですね。
商店街の中央付近に、ギャラリーがありました。

商店街を抜けると、都電のゴール「三ノ輪橋停留場」です。
後半の「王子駅前」から「三ノ輪橋」までは、
見どころが少なく距離も長く感じられました。
後半の歩数は、約22000歩でした。


地下鉄で帰る前に立ち寄った、円通寺です。
「三ノ輪橋停留場」からは、歩いて5分ほどでしょうか。
旧・寛永寺の黒門が移築されているので、一度見たいと思っていました。
戊辰戦争時の、彰義隊と新政府軍の戦いの爪痕が残っています。
無数に開いた穴は、新政府軍が放った鉄砲が当たった場所です。
すごい数ですね。
