
商店街を抜けて「鬼子母神前停留所」へ出てきたボクたちは、
そのまま踏切を越えて鬼子母神へと向かう事にしました。

参道入口です。

石畳の参道は、ケヤキの大木が立ち並び、日中でも鬱蒼としてました。
特に入口の4本は、樹齢400年以上経つ巨木です。
参道のスジ道を入ると、手塚治虫さんが住んでいたアパート
「並木ハウス」が今も建っているようです。

鬼子母神の境内が見えてきました。

境内入口では、左右の仁王像がお堂を守っていました。
金剛力士像と、樹齢700年の御神木です。

武芳稲荷堂の赤い鳥居隣には、駄菓子屋さんがあります。

昔懐かしい駄菓子が並んでいました。

鬼子母神堂で参拝します。

御朱印をいただきました。

大黒堂で、「おせん団子」をいただく事にしました。
おせん団子の名は、鬼子母神には千人の子供がいた事にあやかり、
子宝に恵まれるようにとの願いに由来してるそうです。
江戸時代、参拝客に親しまれていた「おせん団子」を
現代に復活させ販売してます。

おせん団子(羽二重団子)です。
江戸時代の雰囲気に浸りながら、いただきます。

こちらは、大鳥神社です。
もとは鬼子母神の境内にあったそうですが、
明治初年、神仏分離の令により現社地に鎮座したそうです。
御朱印をいただこうとしたのですが、宮司さんが留守でした。

境内からは、鳥居越しに都電の姿が見れます。
この風景、鎌倉の御霊神社と同じですね。

こちらが、鎌倉の御霊神社です。

都電沿線は、都道工事中でした。
池袋のビル群が近づいてきます。

「都電雑司が谷停留所」に着きました。
ここの隣には、東京都の雑司が谷霊園が広がっています。
著名人の墓が多くあり、たくさんのネコも住み着いているので、
ちょっと寄り道しようと思います。

竹久夢二のお墓です。
有名人なのに、ずいぶんと簡素ですね。

こちらは、夏目漱石のお墓。
お札の肖像画になるだけあって、立派なお墓ですね。
小説「こころ」は、雑司が谷霊園が舞台にもなってます。
その他、ジョン万次郎、小泉八雲、永井荷風、大川橋蔵などの
著名人が眠っています。


さっそく、ネコの姿を見つけました。
静かに後を追います。

黒ネコが、木のかげで休んでます。

お墓の前で、3匹のネコに会いました。


人慣れしてるのでしょうか。
ボクたちが近づいても、まったく気にする素振りなし。

ネコにとって霊園は、住みやすい場所なのでしょうね。

霊園前の通り、江戸の頃は「御鷹方御組屋敷道」と言ったそうです。
という事が、この立札に書かれていました。

豊島区役所新庁舎です。
マンション一体型の複合施設で、総事業費を住戸販売で賄い、
区の財源や、区民の税金は一切使わないと話題の建物です。
デザイン監修は、建築家の隈研吾氏。

「東池袋四丁目停留所」に着きました。
やっと4分の1クリアです。
