今年のGWは、家族で姫路・城崎・京都を旅行してきました。
家族旅行といっても大人数で、ボクたち夫婦、ボクの母、
カミさんの両親とお姉さん、叔母夫婦の、総勢8人のツアーです。

旅行のスタートは、姫路からです。
今回は移動距離が長いので、レンタカーを借りました。




日産キャラバンコーチ10人乗りです。

こういう車を運転するのは初めてでしたが、目線がミニバンより高く、
車内も広いし立ったまま移動できるので快適でした。
デメリットは、車高が約2.3mなので駐車場に困る事でしょうか。

姫路城周辺の駐車場は混んでいて、なおかつ車高でNGでした。
それで、たった今借りたばかりの日産レンタカーに引き返して、
車と荷物を預かってもらう事にしました。
結果的に判断は正しかったのですが、すでに1時間ロスです。





姫路城大手門へ来ました。

新幹線車内で調べたとき天守閣登閣の待ち時間0分でしたが、
すでに2時間待ちになってました。






三の丸広場から見た天守閣です。
世界遺産の碑があるのですが、松が邪魔で天守閣が望めません。

天守閣が白すぎと言われてますが、優美な姿だと思いますが。





備前丸、二の丸、西の丸を見渡しました。

姫路城は、姫山と鷺山ふたつの峰から築城されてます。
姫山の地形を利用して築城されたが備前丸や天守閣、
鷺山の頂部を削って築城されたが西の丸です。





入城口で配布されていた、天守閣登閣整理券です。
一日15000枚配られるそうです。

発券売り場で30分ほど並び、いよいよ入城です。







三の丸から二の丸へ通じる第一の表口・菱の門です。
門前から見た天守閣は、遠いなぁ。





菱の門をくぐると、三国堀があります。
ここは撮影スポットの為、多くの観光客が足を留めていました。





かつてあった、掘割の跡があります。
漆喰塀には、狭間と呼ばれる鉄砲や矢を放った穴が開いてます。
長方形は矢狭間、○△□は鉄砲狭間ですね。





いの門




ろの門をくぐると、時代劇でお馴染みの坂があります。
ちょうどここで、天守閣へ登る観光客が列を作っていました。
ここから2時間待ちだそうです。

ボクたちは宿までの移動時間を考え、今回の登閣を諦めました。
天守閣は諦めましたが、備前丸へは登る事にしました。





備前丸に着きました。
ここから見る天守閣は、さらに大きく感じます。
次回は、ぜひ登ってみたい。





姫路駅の方を見ました。
駅までは約1キロなので、反対に駅からも良く見えます。
かつてボクも、出張時に新幹線車内から城を見てました。







備前門の門柱脇や石垣部分には、石棺が使われています。
石垣には、石棺、墓石、石灯籠、石臼も使ったようです。







備前門脇には、番所がありました。




番所から見た、渡櫓と東小天守です。




備前門から、りの門までの通路。
左側に、帯の櫓が建ってます。





外観しか見る事が出来ません。




帯の櫓下の階段を下りると、腹切丸があるそうです。
ちょっと恐ろしさを感じる場所ですね。





ふと見上げると、幾重もの飛行機雲が。




りの門側から見ました。




播州皿屋敷の舞台である、お菊井戸です。
「一枚、二枚・・・」という声が聞こえてきそうな。





りっぱな櫓門の、ぬの門。




西の丸の化粧櫓が見えます。




新緑がまぶしい!




城郭の造形が美しいですね。




扇の勾配と呼ばれる石垣です。

下では曲線を描き、上では直角に近い急勾配の積み方は、
16世紀末から17世紀初めの手法だそうです。


菱の門まで下りてきたので、西の丸へ行ってきます。