忙しかった8ヶ月間を振り返りながら、ここ数日案件の整理をしていました。
常にトップギアで仕事していたのに、急に自身に余裕が生まれたからか、
疲れが一気に押し寄せてきてます。




鎌倉五山第一位の禅宗寺院、【建長寺】へ行って来ました。

臨済宗建長寺派の大本山である建長寺は、
1253年に創建された日本で最初の禅寺です。

総門をくぐり、中へ入ります。





総門から少し進むと三門(山門)があります。
三門は、「空・無相・無作」の三解脱門の略称です。




三門横に、茅葺屋根の鐘楼がありました。




三門から直線上に、仏殿が見えます。




三門も大きいですが、仏殿も負けず劣らず巨大建築物です。

徳川家菩提寺・増上寺の御霊屋でしたが、建替え時に譲渡され、
1647年建長寺に移築されたそうです。




ご本尊の地蔵菩薩です。

もともと徳川家の霊廟として建てられたので、
天井は禅寺にはない格天井の造りです。





仏殿のすぐ裏にあるのは、法堂です。




千手観音像が安置されている天井を見上げると、
見事な雲龍図が描かれています。





方丈入口に建つ唐門です。

唐破風の屋根を持つ門ということで、唐門と呼ばれます。
こちらも、増上寺の御霊屋から移築されたそうです。





長いアプローチの先にある、塔頭のひとつ【天源院】です。

塔頭とは、禅寺の中で、祖師や高僧の墓塔を守るために、
弟子が師の徳を慕い、大寺院に寄り添って建てた小寺院です。

建長寺には、かつて49院の塔頭があったそうですが、
現在は12院を残すのみだそうです。





近づけるのは、ここまで。
塔頭寺院は、原則非公開です。







こちらの塔頭は、【正統院】です。




三門の向こう側が綺麗なのに、これ以上進めず残念です。




御朱印をいただいてきました。