谷中で、人力車に乗ってきました。

日暮里駅から【夕焼けだんだん】の方へ歩く事2分、
本行寺門前で既に待っていてくれました。

この日は、谷中霊園から寛永寺まで行って、
日暮里駅へ戻る90分のコースです。

車夫は、なんと女性でした。
「重くないですか~?」と声をかけると、
先日タレントのボビー・オレゴンを乗せたそうです。

10万㎡の敷地がある都立谷中霊園は、江戸時代、
大半が天王寺の寺領だったところです。
現在は、天王寺や寛永寺墓地が入り組んで一団の墓域を形成し、
また著名人が多く眠っている霊園です。




谷中霊園を抜けた先に【浄名院】という、寛永寺子院があります。
別名「へちま寺」と言い、へちま供養があるそうです。

8万4千体の地蔵建立を目指しているそうですが、
まだ三分の一ほどしか達成してないとの事。
でも、境内至るところに地蔵が並ぶ姿は圧巻ですよ。




境内の一画にある自販機で、へちまのお守を売ってました。




寛永寺根本中堂です。

元々、現在の上野公園一帯が寛永寺でしたが、
幕末の戊辰戦争でほとんどが焼失しました。

その後、寛永寺子院だった大慈院跡に寛永寺は再建されました。
川越喜多院より本地堂を移築したものが、現在の根本中堂です。




徳川歴代将軍霊廟の前へ来ました。
目の前の門は、5代将軍綱吉公の勅額門です。





劇団ひとりの著書【陰日向に咲く】に使われた路地です。
奥の家の外壁がカラフルになってしまったので、
ちょっと雰囲気が変わりましたが・・・