新宿にある、東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の
【ザハ・ハディト展】へ行って来ました。

ザハ・ハディトの名前を知らなくても、
新国立競技場のデザインをした人という事ならばピンとくるでしょう。
バグダット生まれで現在ロンドン在住の彼女は、建築界のノーベル賞
『プリツカー賞』を受賞した世界的な建築家です。

会場に入ると、初めに下積み時代のドローイングや模型が並んでいます。
ダイナミックに描かれた、ドローイングの色使いが素晴らしいです。
そして、世界各地で建てられた作品のドローイングや模型、映像を
余すことなく見ることができました。

会場の最後は、新国立競技場のコーナーでした。
ザハがデザインした独創的な新国立競技場のCGとともに、
色々なハードルに阻まれた現行案のCGが展示してあります。
ザハ案は、あんなに格好良かったのに、
現行案は、まるで手足をもぎ取られた虫のようです。

ザハも、「こんなはずでは無かったのに」とつぶやいているのでは。