
国宝・松本城です。
市営駐車場に車を入れて、埋橋(赤い橋)の方へ歩いてきました。
埋門あたりの石垣の改修工事中で、ここからの入場は出来ません。

お濠をぐるりと歩きました。
色々な角度から城を楽しめます。

南正面左から、乾小天守、渡櫓、大天守。
東にまわって、辰巳附櫓、朱塗りの手摺がある月見櫓となります。
こういう形態を、連結複合式天守と言うそうです。

松本城は、1593年~1594年頃に築城された五層六階の城で、
現存する城では日本最古だそうです。
姫路城、彦根城、犬山城ともに、国宝に指定されています。

お濠から見る城は無料ですが、黒門から先は有料ゾーンになります。
かつての本丸に来ました。
瓦で本丸御殿の形がなぞられていますが、割とこじんまりとしてますね。

天守閣の最上階へ来ました。
じつは、ここへ来るまで混雑で1時間かかりました。
天守内が複雑な上、階段幅は狭く勾配も約60度あるので、
どちらかというと階段渋滞だったのではと思います。
天守閣から見る景色は雄大でした。
南側には、北アルプスの山々が広がります。

常念岳の左側にとんがった山、槍ヶ岳の頭だけ見えます。

西側には、旧開智学校が見えます。
赤く色づいた木の向こうです。

こちらですね。
明治時代に建てられた洋風建築物で、旧制小学校だそうです。

北側、美ヶ原高原の山々です。

正面奥の山、山頂に電波塔があるのがわかりますか。
去年夏に歩いた美ヶ原高原の最高峰、王ヶ頭です。
その先端の王ヶ鼻から、松本市街や北アルプスを見てました。

天守閣から出てくると、夕方の時間に入ってました。
逆光の中に浮かび上がる城です。

平成10年に復元された太鼓門です。

太鼓門の桝形の上に登れますが、そこから見た松本城天守です。
木々が色づいていて、良い雰囲気でした。
