
久しぶりの下町散歩は、秋葉原駅にほど近いマーチエキュート。
神田川沿いを走るJR中央線の赤レンガ造りの高架下と、
幻の駅、旧万世橋駅が商業施設として生まれ変わった場所です。
ボク的には、かつてあった交通博物館の印象が強いのですが。
マーチエキュートの中央付近にある模型。
明治45年開業当時の旧万世橋駅舎だそうです。

1912年の旧万世橋駅開業時に造られた「1912階段」
70年ぶりに公開されましたが、当時のまま残っているのが凄いですね。

覆輪目地という高級施工されたタイルも、当時のままです。

花こう岩や稲田石を使ってます。

ホームも、一部展望デッキとして解放されました。
ガラス壁で、屋根はオープンという半屋外的な空間です。

忠実に再現された駅名標のすぐ横を、中央線が走り抜けていきます。
けっこう近くて、スリリングですよ。

旧万世橋駅ホーム上屋の基礎だそうです。

1935年(昭和10年)に増築された、1935階段です。
駅休止までの8年間、使用された階段だそうです。
1912階段と違って、簡素な作りになってますね。

旧駅に貼ってあった手書きのポスターです。
もちろん、これは複製ですけどね。

1912階段を挟んだホームの西側は、カフェ・バー『N3331』があります。
テラス席の一番奥へ座りました。
爽やかな風が抜けて、ホント気持ち良い空間です。

ホームに咲く花と中央線。
電車の乗客と、視線が合ってしまいます。

マーチエキュートで、限定どら焼きを買って来ました。
