ひと足早い春に誘われ、先週土曜日に宝登山へ行って来ました。




1日500円の長瀞駅前駐車場に車を停め、
電車で隣の野上駅へ移動します。

じっと立っているだけだと寒くて仕方ないので、
ザックをベンチに置いて陽の射すホーム端で電車を待つ事に。




9時10分、野上駅へ到着。
トイレを済ませ、9時15分宝登山に向けて歩き始めました。

萬福寺から長瀞アルプスへ入るコースへ行かず、
総持寺から天狗山、御嶽山を通るルートを取りました。




総持寺前を左折してしばらく歩くと、登山口鳥居が見えてきました。




登り初めは、結構な急坂です。




わずか15分ほどで、ここまで登ってきました。




登山道は、ご覧のように落ち葉の絨毯が続いていました。
フカフカの足元に、ついつい童心に返ってしまいます。





天狗山、三笠山を超えて、御嶽山へやってきました。
標高353mの山頂には、御獄神社があります。

天狗山、三笠山も、やはり山頂に祠がありました。
ここは神まわりのコースで、御嶽山へ来るまでの間も
七神巡って来ました。




神まわりのコースと分かれ、長瀞アルプスと合流しました。
長瀞アルプスは、さすが人気のあるコースだけあって、
何人もの人が歩いています。





正面に、宝登山が見えます。




氷池の分岐まで歩いてきました。
ここを左に折れて、ちょっと寄り道します。

ところが、このあと少々後悔する事に。
せっかく登ったのに、ひたすら高度を下げていきます。
麓まで下りてしまうのか、と思うも、後の祭りです。

谷に下りてきたのでしょうか、かなり寒くなってきました。




秩父で唯一の、氷池へやってきました。
切り出した跡が見てとれます。




地下水を池に貯めて、厚さ15センチになったら切り出すそうです。
縁に置いてある筒状の氷はなんだろうと思っていましたが、
下山後に答えが判りました。




ボクたちがいる道端も、見事に凍っていました。
落ち葉が、そのまま凍っています。




先ほどの分岐まで、一気に登り返してきました。
乱れた呼吸を整えるため、行動食をほおばり小休止。

ふたたび歩き始めて間もなく、車道に出ました。
しばらく、だらだらと車道を登っていきます。
先ほどの登り返しで体力使ったので、この坂が妙に堪えます。




そして「毒キノコに注意」の看板が。
ここから、ふたたび登山道です。




急坂を少し登ると、最後の試練、
200段の階段が手招きして待ってました。

気合を入れ直して登り始めますが、なかなかの強敵です。




半分登ってきたところで、振り返ってみました。
急すぎて、下が見えません。

ここまでトレッキングポールを出さずに歩いてきましたが、
疲労のピークだったので出しました。

それでも、最後の10段はキツかったですね。




11時43分、宝登山497mの山頂に到着しました。