
北鎌倉駅からすぐの所に円覚寺があります。
鎌倉五山第二位の名刹という事もあるのでしょうか、
総門前の階段は参拝客が列をなしていました。
拝観料を払って境内へ入ると見えてくるのが、
江戸時代末期に再建された三門です。


本堂に安置されている宝冠釈迦如来と、天井の天龍図です。
龍が見事ですね。

本堂の梁に、ツバメが巣を作っていました。
子ツバメが、巣から飛び立って近くの梁でひと休みです。


くるくるタイプの紫陽花が咲いていました。
去年から気になっていた紫陽花ですが、ついに名前が判りました。
渦紫陽花(ウズアジサイ)というのですね。


妙香池と、岩場で日光浴に興じるカメです。
足をダラーンと投げた姿は、まさに甲羅干しですね。

塔頭と言われる子院、正続院にある国宝・舎利殿です。
境内に入れないので三門からの眺めになりますが、
唐門の向こうに見えるのが舎利殿です。
現存する最古の禅宗様建築だそうです。

同じく塔頭の仏日庵です。
鎌倉幕府八代執権、北条時宗の廟所です。
時宗の子、九代執権の北条貞時、
孫の十四代執権、北条高時も合葬されています。


西洋紫陽花がきれいですね。

丸太に彫られたお地蔵さんの頭が、少々重そうです。
