

隅田川へ戻って、今度は上流を目指します。
ボクたちの乗る小型船の横を、水上バスが通り過ぎていきました。
定員20人の船を、またもや大波が襲ってきました。

船首を上下に揺らしながら、横に舵をとっていきました。
その間に、後ろから屋形船が追い抜いていって、
さらに波を受ける事に・・・。

無事に波をかわせる所へ移動して来ました。
中央大橋の中央に建つ像「メッセンジャー」、
ふだんは背中しか見れないので、船から見上げてみました。
ですが、残念な事に逆光でシルエットしか確認できません。


中央大橋を過ぎて間もなく、次の見どころの入口へ着きました。
住吉水門を通るには、小さい船でないとダメなんですね。
江戸の風景を今に残す、佃川へ入ってきました。
赤い小橋に立って江戸情緒に馳せた事は何度かありましたが、
川からまわりを見た風景は初めてで、新鮮な感じでした。
赤い小橋の右側は、江戸時代から残る佃島で、
田の字の町割りがそのまま残っています。
佃煮の有名店も、軒を連ねていますね。


佃川を後にして、また上流を目指しました。
最も河口に近い勝鬨橋です。
かつて橋の中央部を開閉して船を往来させていましたが、
交通量の増加で、昭和42年を最後に開閉しなくなりました。


亀島川を経由して、日本橋川へと戻ってきました。
株取引でお馴染みの、東京証券取引所が左に見えます。

日本橋へと帰ってきました。
すぐに着岸するのかと思いきや、
橋の下に残る歴史を見せてくれるそうです。


日本橋の橋上には、太平洋戦争で着弾した跡が
今もそのまま残っているそうですが、
橋の下へまわり込むと、戦争時に係留していた船が燃えて
石がいくつも変形している跡を見ることができます。
2時間のクルージング、思ったより楽しむ事が出来ました。
