
大地の芸術祭で現代アートを満喫した日は、
松之山温泉に泊まりました。
2009年の芸術祭でもお世話になった温泉で、
草津温泉、有馬温泉とともに日本三大薬湯と言われる
温泉としての効能が特に優れた温泉です。
とにかく、湯が非常に熱い!
源泉は、加水しないと入れません。
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今回お世話になった宿は、和泉屋さんという旅館です。
こじんまりしているけれど、落ち着いた雰囲気の良い宿でした。
日暮れまで芸術祭を楽しんだので到着が少し遅れてしまったのですが、
とにかく汗を流したくて休む間もなく温泉へ。
夕食の時間が始まった頃だったのでしょう、お風呂は貸切状態でした。
内湯は案の定熱くて、浸かるのもそろりそろりです。
露天風呂は小雨が降っていた事もあって、ちょうど良い熱さでした。
そしてまた内湯に入り、体が慣れてきたのもあって、
夏目漱石の「坊っちゃん」のように泳いでしまいました。

身体の芯から十分に温まった後は、お待ちかねの夕食です。
宿を決める際ホームページを見たのですが、
ここの旅館は板前さんがいないそうです。
でも、料理の写真が美味しそうだったので決めました。
素朴な感じの料理が並びました。
この宿の名物という、鯉のあらいもあります。
野菜ソムリエや雑穀エキスパート、マクロビオティック等を
勉強されているスタッフの方が作った料理の数々、
確かに美味しかったです。

イワナの塩焼きです。
ちょうど良い塩加減でした。

オプションでお願いした新潟和牛です。
これは、非常に美味しかった!
ご飯が欲しくなりました。

ご飯は、もちろんコシヒカリです。
写真ではわかりずらいですが、お米が立っていました。
これ以外に、山菜天ぷらや鯉こくが出たのですが、
ボクのお腹は既に腹10分目、全部食べきれませんでした。
旅先で出された料理を残す事は滅多にないのですが、
今回は和牛でお腹いっぱいでした。

朝ご飯前に、源泉100%掛け流しの貸切露天風呂を利用しました。
湯は熱いけれど、朝から気持ちよかったです。
そして朝食。
納豆が並んでいたとき、なぜかホッとしました。
こちらは完食です。
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今回お世話になった和泉屋さん、お風呂、料理ともに良く、
また部屋係の女性スタッフが朗らかな方で会話も楽しく、
なかなか居心地の良い宿でした。
松之山温泉 和泉屋
