心と身体の休まる宿 ＃１

数年ぶりに行ってきました、１日１組の宿。

覚えていてくれるかな？と予約の電話入れてみました。
ご主人が出て、少し話をすると覚えていてくれました。

嬉しかったなぁ！

でも週末の予約は、２年先まで埋まっているとの事・・・。
ガッカリしていると、「キャンセルが出たら連絡するよ」
との嬉しい一言が。

仕事が忙しくて宿のことを忘れていた在る日、
キャンセル出たので来ないかと連絡をいただきました。




４月の在る日、とうとう行ってきました。
数年ぶりに行くので、最寄りのインターを忘れてしまい、
ひとつ手前で下りてしまうハプニングもありましたが、
カンを頼りに宿へ着きました。




開館の時、著名な書道家に書いてもらったという
宿書きも以前のままです。




ご主人夫妻は、挨拶を終えると母屋へ帰って行きました。
夕食まで、思い思いの時間を過ごす事ができます。

客間は離れなので、これから数時間ほったらかしです。
でも、体を休めるには至福の時です。




ご主人手作りのヒノキ風呂です。

湧水を利用したお風呂ですが、湯が柔らかくて気持ち良いです。
温泉に引けを取りません。

体がポカポカ温まると、眠くなってきますね。
部屋に帰ってから、夕食までうたた寝しました。




食事は、母屋の食堂へ行きます。

前日のお客さんが自分の山から採ってきたという筍が、
この日の料理に出てきました。
おすそわけです。






山菜鍋は味噌自立てで、お腹に優しい味です。
川魚も、塩加減が絶妙でした。








煮物、かぶら蒸し、山芋の磯辺焼きです。
ホクホク温かくて、体が温まってきました。




近所の酒屋さんから作ってみたらと、
誘われて作ったそうです。




お客さんが持ち寄った、数々のお猪口がずらり並びます。

本当は少し飲みたい気分でしたが、
風邪気味で薬を飲んでいたので諦めました。




シメは、筍ごはんと味噌汁でした。

この筍も、前日のお客さん持ち込みの品です。
美味しい筍をありがとう、と言いたいです。




コスタリカ産のオーガニックコーヒーです。

水出しコーヒーなので、旨みがぎゅっと詰まって
本当美味しかったです。




この時期にあるんだと、感心したスイカと、
大きな金柑がデザートです。
食べきれないので部屋へ持ち帰りました。