北区 北野天満宮

 

 

もみじ苑に行って来ましたが
さすがに紅葉にはまだまだで殆ど色づいてません。
今月中頃以降あたりが見頃でしょうね。
その分人出も少なくゆっくり見る事が出来ました。
ここで有名なのは史跡お土居での紅葉でしょう。
普段は入れない場所です。

 


また宝物殿では京都非公開文化財特別公開展が行われていて
最重要の神宝とされる国宝「北野天神縁起(えんぎ)絵巻 承久本」が
15年ぶりに特別公開されていました。
この絵巻は鎌倉時代の承久元(1219)年ごろの作とされ
北野天満宮の創建の由来を語る多くの「北野天神縁起絵巻」のなかの最古作として
「根本縁起」と称されています。
全9巻あって学問の神様として祀られる菅原道真(845~903)の生涯や
死後の怨霊による災いなどが描かれています。
今回展示された第5巻には道真が雷神となって
清涼殿に政敵の藤原時平(ときひら)を襲う様子が色鮮やかに描写されています。

また本邦初公開の刀「鬼切丸(別名 髭切)」を含む
重要文化財の太刀 五振をはじめ合わせて四十振もの刀剣が展示されています。

 


さすがに国宝だけは写真撮影禁止です。

特別公開は1~12日までの短期間に加えて
めったに見られない国宝が展示されているため
たくさんの人でした。
先日、朝の情報番組でも紹介されていましたが
それを説明されていた神社関係の方でも
「実は私も今回初めて見ます」
と言われていたくらいです。

 

またこの日は昨年およそ1100年ぶりに再興された
歌会の「曲水の宴(えん)」が催されてもいました。
ちなみに「曲水の宴」とは、川ある庭園などで
その流れの淵に出席者が座り、
流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでの間に詩歌を読み、
盃の酒を飲んで次へ流し、別堂でその詩歌を披講するという行事です。
伏見の城南宮が有名ですね。
城南宮でも同じ日に行われていました。

 

 

曲水の宴に合わせて「白拍子舞」も行われました。
白拍子とは平安時代から鎌倉時代にかけて活躍した
女性芸能者の事で
これも曲水同様に一度は歴史から姿を消した幻の存在だそうです。

 


ゆっくりとした雅楽が流れる中、ゆるやかに行事が進んでいきますが
この時代は時間の流れもゆっくりしていたのでしょうね。
まるで王朝絵巻のようですが
まだ2回目とあって多少進行が不慣れだったのはご愛敬です。

こちらは一日だけの開催なので、たくさんの見学者でした。

楼門の西には新しく文道会館も出来上がっていて
色々イベントに使われるそうです。


三連休初日で好天だったため
修学旅行の学生等、人出も多かったです。