上京区 護王神社(ごおうじんじゃ)

京都御苑の西側にある有名な蛤御門の向かいにあり、
桓武天皇に遷都を進言し、その平安京造営に貢献した和気清麻呂と、
姉の和気広虫を主祭神としています。

 

 

ここは別名「いのしし神社」とも呼ばれます。

それは当時権力者だった弓削道鏡(ゆげのどうきょう)という僧侶がいて
自らが天皇になろうと色々画策します。
しかし天皇は位を譲る事を悩み
和気清麻呂を宇佐(現在の大分県)にある宇佐八幡宮の神に
確かめに行かせます。
そこで受けた「天皇の位は皇族が継ぐべし」というお告げを
清麻呂は天皇に報告します。

そのため天皇位を譲ってもらえなくなった道鏡は
怒って清麻呂を大隅(現在の鹿児島県)に追放しました。
更にその道中、道鏡は家来に清麻呂を襲撃させます。
そうして足の筋を切られた清麻呂は
立つこともできない状態になりました。

しかしそこに300頭もの「イノシシ」が現れ、宇佐までの道中をお護りしてくれます。
そうすると足の怪我が治り歩けるようになったそうです。

そのためこの神社は足腰の健康維持や、病気・怪我の回復には格別のご利益があるといわれ
「足腰の神様」とも呼ばれるようになりました。
そのため毎年京都で行われる「京都マラソン」や
「全国高校駅伝」の時期には全国からやって来たランナーが参拝する
「ランナー御用達」の神社ともなっています。

 


また境内には清麻呂の難を救った猪にちなみ、狛いのししや、猪のコレクションがあるため
特にいのしし年にはたくさんの参拝客を集めます。


また天皇から絶大な信頼を得るほどの
いわゆる「仕事のデキル男」だった和気清麻呂公をお祀りしているので、
護王神社では「いい仕事に就ける」、「出世する」、「仕事がうまくいく」、
「左遷やリストラに強い」、というまさに現代サラリーマンにぴったり面白い御守りも授与されています。