北区鷹峯の源光庵。
ここは四角い「迷いの窓」と丸い「悟りの窓」とで有名ですね。
JR東海のコマーシャル「そうだ京都行こう」等よく使われる場所なので
見たことがある人も多いと思います。
紅葉時期にはこの窓からの景色を見ようと
たくさんの人が訪れますが普段は静かな場所です。
「迷いの窓」の四角い形は、人間が誕生し、一生を終えるまで逃れることのできない過程、
つまり「人間の生涯」を4つの角で象徴しています。
この「迷い」とは「釈迦の四苦」のことで、
この窓が生老病死の四苦八苦を表していると言われています。
「悟りの窓」の丸い形は、「禅と円通」の心が表されています。
ありのままの自然の姿、清らか、偏見のない姿、
つまり悟りの境地を開くことができ、丸い形(円)は大宇宙を表現しています。
順序としてはまず右の四角い迷いの窓の前に座り、自分の姿を見て(自問自答し)自我を見つめます。
そして、次に左の丸い悟りの窓の前に行くと純粋な本来の自分の姿に変わるそうです。
でも煩悩が多い私では悟りの境地は開けそうにありません(笑)
あと本堂の天井には伏見伏見城の遺構で徳川家家臣鳥居元忠らが
関ヶ原の前にあった伏見城の戦いで石田三成に破れ自刃したときの落城の悲劇を伝える血天井が残っています。
この血痕の残された血天井は元々床板でしたが
亡くなった一党の魂を冥福しようと、
源光庵の他、京都市内の養源院、宝泉院、正伝寺瑞雲院、宇治市の興聖寺の
5つの寺院に分けられ、そして床板を天井に上げ一党の魂の供養が行われました。
ただ所々に血で染まった足跡が残っているのは源光庵だけらしいので
これも有名ですね。
400年程前の物ですが今でも板全体が赤黒い状態なので
当時は相当凄惨な現場だったでしょう。
北山を借景とした枯山水の庭園も今はひっそりですが
秋の紅葉シーズンには人でごった返すそうです。
源光庵の近くにあるのが「都本舗 光悦堂」
ここは御土居餅が有名です。
店の向かいには史跡御土居が残っていて
NHKのブラタモリでお餅と合わせて紹介されていました。









