レコード店の思い出 

『クレモナ』


四条通りから花遊小路に入るとあった小さな中古店でした。
最初行きだした頃は奥様やバイトも居て賑やかでしたか
いつの間にかご主人一人になりました。

私にも気さくに話しかけてくださるような温厚なご主人でしたが、
ある時クラシックのうんちくを延々と話し続ける客がいて、
嫌な顔を見せながらも我慢して聞いてあげる姿がお気の毒でした。

クラシックを扱う店では、時々このような
おじさんがいます。
ひたすら自分の知識をひけらかし
自慢や説教を始める人が。

ここの店主が言ってたけど
そういう人は既に欲しい物は持ってるので
あまり買ってくれないらしい。
ただひたすら話をしにくるだけ!

私も何人か見た事があるけど
確かに30分位うんちくを話し続けてました。
あれはうっとうしい!

残念なことに数年前、店主が高齢で閉店されましたが、その時、私に対して
「長い間ありがとうございました。」
と深々とお辞儀された姿は忘れることが出来ません。
それ程買ったわけではないにもかかわらず・・・