国や東京都が行っている子どもの医療費助成はいくつかありますが、板橋区が行っているのは現在のところ三つあります。
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/kids/iryouhijosei/iryouhijosei_top.htm

 ひとつは小学校入学前児童での外来・入院の医療費助成。それと、小学生の入院医療費助成。最後にひとり親家庭の外来・入院医療費助成になります。一番最初以外の医療費助成以外には、所得制限などありました。他の多くの区では、医療費は中学生まで外来・入院を問わず個人負担はありません。

 板橋区は、今年の十月から小学生も医療費助成拡大の対象になっていましたが、このたび中学生まで拡大されるようです。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070601/CK2007060102020645.html


 この決定はまだ不確定なところもあり、今後の情報を追ってみようと思います。

 乳幼児・子どもの医療費が無料化されるのは全国の趨勢なのかもしれませんが、この結果「救急医療のコンビニ化などによる、小児科医の疲弊・小児医療の崩壊」が始まっています。皆様には、このことをぜひとも考えてほしいと思います。