『改めてX-FILESの適正台数を考える。』 | パチンコ業界!?ブログ

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パチンコ店管理者が思う、業界についての色んな事。

7/3より納品開始となったX-FILES。結果はご存知の通り。

ただ、業界人のTwitterやブログでは市場の評価以上にX-FILESは評価されている様に感じます。Twitterの国内の利用者数は2,300万人だそうです。日本の人口が12,800万人とすると、普及率は約18%になります。ただこのTwitterの利用者数というのは実際にはもっと低いと思うので、普及率16%の所謂「キャズム」は超えていないのではないかなと勝手に思っております。

要するに何が言いたいかと言うと、X-FILESはイノベーター層にのみ支持されているという事です。このイノベーター層というのは積極的にTwitter等を活用していると思われるので、ネット上でのX-FILESの評価は市場評価よりも高くなってしまうのです。

で、このイノベーターというのは消費者の2.5%だそうです。これを台数にあてはめるとパチンコ300台の設置台数で7.5台になります。という訳で300台の店舗では8台が適正台数になります。。。そんな訳は無く、これはフル稼動の店舗の場合です。3割稼動だと7.5×0.3=2.25なので、この場合の適正台数は2~3台になります。実際に2~3台だったら動きそうな感じしません?

X-FILESは10台縛りでした。10台をフル稼動させようと思ったら、10/2.5×100=400なので400台の店舗をフル稼動させるか1,000台の店舗を4割稼動させなければなりません。このご時世なかなか難しいですね。

確か、X-FILESの販売台数は15,000台程度だったと思いますが、これは全国のパチンコ設置台数の僅か0.5%程度なので売り方によっては十分、稼動させる事はできた機械だったかもしれません。2.5%のイノベーターには支持されている訳ですから。

残念ながら、今回の販売方法は間違いだったと言わざるを得ないでしょう。

と、言うように、結果が出てからは何とでも言えるのでございます。