とあるパチンコ店がありました。業績は思わしくありません。店長は勿論、スタッフは皆、真面目に仕事に取り組んでいます。
日々、店長の元には、イベントやサービス等の提案があります。
スタッフ「店長!集客する為に釘を思いっきり開けてイベントをやりましょう!」
店長「う~ん、ただねパチンコ営業というのは射幸心を煽るような事はしてはいけないんだよ。世の中コンプライアンスの時代だからね。行政処分でもくらったら、大変だよ。」
スタッフ「なるほど。法律は守らなければいけませんね。では、サービスの強化をしてはどうでしょう?」
店長「うん、いいと思うよ。ただ、過激な事はダメだよ。何せパチンコ店は許可商売だからね。コンプライアンスだよ。コンプライアンス。」
数ヶ月後、ひっそりと閉店を迎える事となりました。この店長は法律は守れても、店舗を守る事はできなかった様です。とあるパチンコ店の悲しいお話でした。
注:この話はフィクションです。