新台ラッシュ。 | パチンコ業界!?ブログ

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来週は新台ラッシュです。

ざっとあげると、大一「ハットリくん」藤「相川七瀬」タイヨーエレック「BLOOD+」京楽「仮面ライダー」マルホン「シャカRUSH7」ニューギン「009(甘デジ)」高尾「レディースナイパー(甘デジ)」大和製作所「クレイジーサークル」といったところでしょうか(間違ってたらスイマセン)

注目(か、どうか知りませんが)は「相川七瀬」でしょうか。以前にも少し触れたんですが、もう一度断言します。「この機械は、こけます。」結果が出てからでは遅いので、稼動する前に書いておきます。

似た感じの機械で「及川奈央」が既に稼動中ですが今のところ悪くはないみたいです。が、これもすぐへたります。相川七瀬はもっと短命でしょう。及川に比べて販売台数が多いからです。

なぜこのスペックがダメかと言うと、「○回セット」といいながら、潜伏ありなので正確に言うなら「最大○回、最小0回」なんですね。相川七瀬の場合、演出だったり、ラウンド数を統一する事によって誤摩化してはいるんですが「すぐにバレます。」

セット物の機械ってどうしても権利物(ギンパラとか)のイメージがあると思うんですね。確かに権利物は良かったです。「○回セットの権利物」は良かった。だから「○回セットの機械」は良い。一見、理にかなっている感じなんですが。全く違います。権利物は3回セットの場合、「1回当たれば3回は当たる」という感覚だと思うんですが、相川七瀬の場合、「1回当たっても最高で6回しか当たらない。」という感覚だと思います。しかも相川の場合、6回のうち出玉のない当りが数回ある可能性が非常に高い訳です。リスクの方が高い感じがするんですね。ユーザーからすると「せっかく当たったのに、出玉0の可能性がある。しかも最高でも6回しか当たらない」と。まぁ、ホールからすれば「そんなウマい話は無い。」という事なんですが、お客さんってワガママなんですね。昔よく言われました。「客とオーナーはワガママや。」と。

で、権利物と決定的に違う点は「ベース」です。相川の場合、スタートが上がるにつれてベースも一緒に上がってしまいます。簡単に言うと(BOやら、B差、時間効率とかのややこしい話になるので省きます)、初当り回数が稼ぎにくくなります。権利物は逆です。そう、権利物には「3回しか当たらないけど、その後の希望がある」のです。相川は逆で希望がありません。

長々と書きましたが、以上の理由で相川七瀬は「こけます。」要するに今の遊技機規則はセット物に不向きという事です。羽根物と同じです。

散々、酷評しましたが、限定的にいえば非常に良い機械になる可能性もあります。それは「集客力があり、かつ回転率の早い立地で、その地域TOP稼動の店舗」であればいいと思います。超A級店です。この手の機械は稼動すれば、メチャメチャいいデータがあがると思います。

因に、「シャカRUSH7」もこけます(これは別の理由ですが)。

ある意味楽しみです。「相川七瀬。」もし、爆発的にヒットしたらどーしよう・・・。