久しぶりに販促ネタを。
「家庭教師のトライ」の折込広告やTVCM。上手です。思わず、見てしまいます。そして、しっかり伝わります。
よくありますよね。インパクトがありすぎて、商品名や企業名が全く伝わらないCM。最近で言えば「ほそマッチョ」もこの部類に入っています。これ確かサントリー「プロテインウォーター」のCMなんですね。「ほそマッチョ」「ゴリマッチョ」は知っていても、商品名を知らない人って結構いる様な気がします。最悪どこの企業のCMかも伝わってない可能性もあります。
ただこういうCMってインパクトはあるので頭に残ってしまうんですね。で、これを中小・零細がマネをすると失敗するんですね。必ず。
「7のチカラ」マルハンさんの合同イベントです。最近このパクリが横行しています。このイベント名、非常に力強くて、素晴らしいとは思いますが、他店がやってもおそらく失敗するでしょう。ブランド力が違うんです。そもそも「7のチカラ」って言われても、意味分からないです。
「海進撃」とかもこの部類に入ります。この手のキャッチコピーというか、イベントタイトルってどうしても短くて、インパクトのある言葉を探しがちなんですが、これはブランド力のある企業だから成立するんであって、それ以外が真似しても思う様な効果は期待できません。顧客に伝わっていないからです。
じゃあ、どうするか？別に短くする必要も無ければ、インパクトのある言葉を選ぶ必要もありません。顧客に伝わる言葉を選ぶ事が一番重要です。結果、言葉が長くなっても問題無いと思います。
弱小店さん(自店も含めて)はくれぐれも「○○のチカラ」とか「インパクト・ナンチャラ」とかのイメージ系は使わない方がいいと思います。