企業努力。 | パチンコ業界!?ブログ

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パチンコ店管理者が思う、業界についての色んな事。

あやうく、三日坊主になるところでした。
今日はメーカーとホールの「企業努力」について考えたいと思います。何でも京楽が全日遊連にグラディエーターの販売方法についての謝罪があったそうで。

まぁ、京楽が今の機械代の高騰の根源な訳で、確かに高すぎるとは思います。但し、稼動、台粗利等のバランスを考えると京楽の機械無しに過去数年のホール運営が成り立たないのもまた、事実だとは思います。

京楽の機械は素晴らしいとは思います。そこに妥協の無い「企業努力」を感じる事ができます。絶対の自信のあるものに高値をつける。これは当然の事と思います。それを買う、買わないというのはホールの自由なわけで。一番悪いのは、京楽の後追いで「企業努力」を微塵も感じない機械に高値をつけて売るメーカーだと私は思います(どことは言いませんが)。TVCMを大量に流す。多いに結構な事だと思います。しかし、それを機械代に上乗せする行為に「企業努力」を私は感じる事ができません。最近でこそあまり聞きませんが、機械代の高騰の理由を担当の営業に聞くと、「液晶が大きいんで。」「大型版権なので。」etc。そこに「企業努力」はあるのでしょうか?

一方のホールはというと先日ウチの社長がキン肉マンの値段を聞いて言いました。「ク○京楽がっ」気持ちは非常に分かります。

3月の話ですが、チェーン店が「シ者エヴァ」を1BOXの導入が決定しました。その時、社長は言いました。「3月粗利しっかり頼むぞ!」まぁ、よくある話です。何か大きい入替をする。改装をする。その前なんかは所謂「ブッコ抜き」です。

そこに「企業努力」が果たしてあるのでしょうか?社長がベンツを買いました。なぜか役員報酬が増えました。ちょうどベンツの分割の代金と同じ金額でした。これってメーカーの発想と同じじゃないでしょうか?

メーカーは販促を多いにやってもらう。良い機械をつくってもらう。且つ、機械代をさげる。
ホールは適正な粗利で運営する。これが「企業努力」だと思うんですが・・・。

まだまだ、この業界は「可能性」があると私は思います。他人のアラを指摘することよりもまず、自社のアラを直す「企業努力」を怠らなければ・・・。終わり。