令和4(2022)年8月2日(火)
猛暑の中、Haluの畑ではメロンが今のところ順調。
先日、夫の母(浦和)に届けに行った。
信心深い、苦労人の母。
経済的に苦しかったそうで、看護師フルタイムのなか、4人の子育てをしてきた。
看護師退職後は、最近まで高齢者施設に勤め、自分よりも年下の高齢者の世話をしていた。
いつ訪ねても部屋は整い、ホコリ一つない。TVのない生活。
太極拳をたしなみ、毎日読経とストレッチをし、料理上手で、心身ともに自立している。
そんな母、4人のこどもの中で、長男(夫のこと)のことは特別扱い。
夫のきょうだいがヤキモチを焼くほど。
電話で、夫が「ちょっと夏バテ」と言っただけで、
ビタミン剤を用意して待っていた。
ひょんな話から、
母が「全身全霊でこどもを育ててきた」と言った。
わたしは「そうなんだけど、自己犠牲でなく、自分も幸せになることが大切…と最近思うようになった」と言って、“あっ しまった!”と思った。
母は不服そうな表情をしながら(←わたしの捉え方)、
「もし、猛(母の長男、わたしの夫)と佐世子(母の初孫、わたしの長女)の一人しか助けられなかったら、わたしは迷わず猛を助けたいのよ。」と。
「だけど、猛の表情を見て“佐世子を頼む”と言われたら、仕方なく佐世子を助けるわ」と。
そうだろうな … と思う。
だけど、わたしはなんか気持ち悪かった。
夫に聞こえるようにそう呟いてしまった。
わたしの母親はそうではない、と思うから。
帰り道、夫が言った。
「あの場面はさ、仕方ないんだよ。気にしなくていい。
おふくろの時代はそういう時代だったんだよ。
おふくろの人生と自分たちの人生とは時代が異なる。
俺たちの時代は、自己犠牲の子育てからのシフト。自分も幸せになるでいいんだよ。
こどもたちを守り信じるけれど、俺たちが幸せな姿をこどもたちに見せないと」と。
「“なんか気持ち悪い”って言ってごめんなさい。」
「お母さんがあなたを守ろうとするように、わたしを守ろうとしてくれるのは誰?
と思った。」
「あなたが、わたしを守ろうとしてくれてる、守ってきてくれた、と気づいた。」
と言いながら、涙がこみ上げてきた。