岡山市北区 個別指導 実践型パソコン教室
IT1NOTE(アイティーワンノート)パソコンスクール つしま校
講師 きびだんご店長
去年の暮れにあったNHKの再放送。
羽生善治と”AI世代”~絶対王者に挑んだ若手棋士たち~
やっと、見る事ができました。
テレビの内容を含め、今後の将棋界を見る
私の視点をまとめてみる事にしました。
将棋で平成の絶対王者だった羽生善治。
この絶対王者が苦しんでいる。
2019年、時は平成~令和へ移り変わり
彼は無冠となっていたのだ。
将棋界は絶対王者から学ぶことが多い。
かつての絶対王者大山康晴15世名人も
升田幸三元名人の将棋の影響を受け強くなった。
羽生名人も若手の頃、
谷川浩司17世名人の将棋との死闘で
揉まれ強くなっていった印象だ。
そして・・・その羽生将棋もこの流れを継承か?
彼の将棋が現代の若手棋士に与えた影響は大きい。
先人の創り上げた将棋の影響は強いのである。
ただ絶対王者羽生将棋を破った流れは・・・。
少し意味合いが違ってきていた。
そう、絶対王者を各タイトル戦で
次々に破ってきた若手棋士たちは
AIを使い研究してきた若手棋士達だったのだ。
先人の将棋の影響と同等以上にAI研究の比重は大きい。
羽生を破った広瀬棋士は、
今の羽生将棋はAIで研究、鍛えた棋士の将棋に
ついていけてないのでは?と言う考えを出していた。
だが・・・まだ羽生将棋は
NHK杯優勝を筆頭に、最上クラス在籍、
リーグ戦残留とまだ各タイトルを狙える位置にいる。
さて、今期の名人戦リーグの苦戦を乗り越えられるかが
今後の羽生将棋のカギとなりそうだ・・・。
将棋界の勢力図を様変わりさせたAI。
その死角は?あるのか?
羽生はNHKの番組でこんな事を語っていた。
「AI将棋ソフトは、1年経つと1年前のバージョンに勝てる。
・・・と言う事は、
その前のバージョンに間違いがあると言う事。」
確かに筆者は、プロ棋士の実戦で
AIの思考で軽視されていた1手が指された時、
AIが改めて読みなおし局面の評価値が
変わるという場面を何度も見て来た。
AIの死角は、ここがヒントになるのかも?しれない。
AIで鍛えた若手棋士と平成絶対王者だった羽生善治。
この行方は、今後も目が離せないのである。
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ぽちっ。