岡山市北区 個別指導 実践型パソコン教室
IT1NOTE(アイティーワンノート)パソコンスクール つしま校
講師 桃子
今朝の一面、日本経済新聞で取り上げていました。
「量子コンピューター」
今までにないすごい速さで処理できるコンピューター!
と言ってもまだ家庭用のコンピューターのことではありません。
3メートル四方の大きな箱で、マイナス273度に冷やされた中に、小さな演算チップが一枚。
それを世界初、商用化にしたのがカナダのベンチャー企業、
D-Wave Systems(ディウェーブ・システムズ)で1台17億円という「2000Q」という最新鋭機!
一体、何がすごいのか?
今身近にある従来のコンピューターの処理能力には、
2進法で「0」と「1」の数字を組み合わせたもの。
それを見てみるとこんな感じ。
0
1
10
11
100
101
110
111
・・・と、8回の処理が必要。
量子コンピュータは、「0」=「0」「1」=「1」でなく、
「0」と「1」が重なる様に、両方どちらにもなれるのです。
これを「重ね合わせ」と言います。
2進法では8回掛かっていた処理が、1回で終わる。
量子コンピューターを人に例えると・・・
「あ、あなたは一体誰ですか?・・ゼロなの?イチなの?」
「わたくし、ゼロでもあるし、イチでもあります・・・」
なので、2進法で長く遠い道のりの、遥か彼方の桁数まで、
やっとの思いで時間を掛けて辿り着いてたのを、
量子コンピュータは、難なく軽々と一歩だけで到着する、
驚異的な速さなのです!
コンピューターは、この膨大なデータを処理する能力、
処理速度が重要なのです。
量子コンピューターを日本が2000年頃まで開発していて、実際にハードウェアを作ったのは、北米のカナダ。
日本、ここでも負けてしまうとは・・・。
今後はこれをAIと組み合わせて活用する事に。
今、コンピューターの大きな転換期を迎えてるかもしれません。
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ぽちっ。