過去と現在が重なる危機感 |  IT1NOTE 青空メモ

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 IT 1NOTE(アイティーワンノート) パソコンスクールつしま校
 スタッフ日常生活ブログです。教室では見られない、休日はのんびりとしたIT生活?を過ごしてるスタッフにスポットをあてます。こんな講師たちですが、皆さま宜しくお願いします。

岡山市北区 個別指導 実践型パソコン教室
IT1NOTE (アイティーワンノート) パソコンスクール つしま校
こんばんは、講師の桃子です。


岡山city


昨晩からよく冷え込んでます。
しっかり暖かくして、体調にはお気を付け下さいね。

今日は、いつもと違い真面目に語ります。

ニュースを色々読んでると、気になる事がありました。
「モノから価値観や生き方」に変わってきたのかも・・
そう思うようになってきました。


私がまだ20か21の頃、自宅にまだパソコンが無い時代。
自宅に私宛の電話が掛かり、知らない女性でしたが、たくさん話を聞いてると楽しそうで興味が湧いてきました。誰でも気軽に参加できますよ、そんな感じでのお誘いでした。
簡単に言うと、勧誘です。

世間知らずで田舎者の私は、浮かれて大阪まで行きました。
その後、自分が大変な目に遭うことも知らずに・・・。

素敵な洋風の建物の中へ入り、目の前にはいっぱいキラキラした「モノ」がたくさん並んでいました。
浮かれた私は「いいな~いいな~」眺めてるだけで満足でした。

そして、優しい顔をしたスタッフが近づいてきて、
キレイな「モノ」をショーケースから出して見せてくれました。

「どうですか?こんなに素敵な(モノ)をお持ちになったら、
あなたも素敵な女性になれますよ。」
「価値のある(モノ)を持てば、今よりもっと素敵になりますよ。」

私は最初から全く買う気はありませんでした。
この人達は一体どうしてこんなに勧めてくるの?

最初に誘ってきた時も「モノを売ってるので買って下さい。」
なんて一言も言わなかったのに・・・。

いろいろ勧めても、私がなかなか首を縦に振らないので、
男性スタッフや女性スタッフも、そわそわしだし、イライラしてきて、壁に貼ってあるタレントさんの写真を指さし、

「この⚪️⚪️⚪️さんだって持ってるんですよ。」

よくテレビで見掛ける有名な女性タレントでした。
※当時人気だったタレントさん。

・・・

普通なら皆ここで信用するのかもしれませんが、
返事した言葉は「いらないです。」

目の前にある「モノ」の金額を見たら、
一つが30万円だったり、50万、100万と値札が付いてるのです。私にはとても買える金額ではありません。

気が付けば、5~6人のスタッフに囲まれ、
スタッフ達から一斉に、これはいい!こんなにいいんですよ!
貴重です!価値があります!の言葉を浴びせられました。

徐々に口調も変わり、言葉も荒くなり、

「こんなに良いモノがわからないなんて!」
「あなたは価値がわからないのですね!損をしますよ!」
「このままでいいんですか?これを持てば変われるんですよ!」

この小娘、頑固者だな!というような険しい顔に変わっていました。

私は、ただ早く帰りたい・・・もうこんなところ居たくない。
しまいには、びぇ~~と泣き出してしまいました。

それでも男性スタッフは止めず、ひたすら言葉を荒げながら
泣いてる私の事よりも、「モノ」がどれ程良いか延々と説き、
それが分からないのかと、私を責め立てるだけでした。
これがあれば、生きて行く上で励みになる、
投資と思えば安いモノだ。高ければ、ローンを組めば問題無い。

頑固者の私は、頑として首を縦に振らない、
「いらないです、買わないです。」の一点張り。

それから持久戦へとなり、どれだけ時間が過ぎたか、
とうとう男性スタッフも黙り込んで誰一人勧めてくる人はいなくなりました。スタッフも大人しくなり、とっくに日も暮れて夜になった大阪駅まで送ってくれて無事帰宅しました。<終>


お恥ずかしい・・・こんな事があったのです

今、特にその過去とダブる、重なる様に感じています。

昔のようにタレント、芸能人を使うのではなく、
一般人のロールモデルを使い(やたらと多い肩書き、高学歴や経歴)そこで信用させ、
昔の「モノ」から、今は「生き方や価値観」へ変化し、
名簿を使って電話ではなくSNSで拡め、皆はもう知ってるよ、
始めてるよと流行っている様にしむけ、
5~6人のスタッフでなく、大多数の数で上から押し付ける様になってきたなと感じました。

私が経験した中の「モノ」を「生き方、価値観」の言葉に置き換えてみればいいかもしれません。
※外的なモノに対し、価値観は形に無いので高額な金額はありません。


その時経験した事が「アナログ」で、それが今では変転し
「デジタル」「SNS」に変わっていると思います。


それが地方まで拡がり、ロールモデルの女性を使い、既に一般にも取り込まれ活動してるのを見受けられます。
逆に男性にはロールモデルがないのが不思議です。

これは、私もかなり警戒しています。

今の厳しい現実に即してなく、無理やり嵌め込もうとする
不自然さやズレを感じました。


建物の中に閉じ込められ、皆から責められ
私一人泣いていたのが、
今では一部の女性が、厳しい中で必死に生きてる多くの
女性達を苦しめている現状をどうしてわからないのでしょうか。

上から押し付けられても、相手にしないし首を縦に振りません。
これからも様子を見ていこうと思います。

お互い顔を見ての対面ではなく、SNSの拡がりの速さ、
人への影響力の大きさに危機感を感じています。




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