下関市の唐戸市場の駐車場脇にあるこのプールのような場所

私はこの場所を撮影するため長門市から下関市まで轟天号を走らせやって来ました。("⌒∇⌒")
(家族からはブロ友のしんさん情報の海鮮丼を買って来るようにクーラーボックスを渡されましたが………………)



これが何かわかりますか?( ̄~ ̄;)

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これでどうでしょあせる

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水の中に進むコンクリート製の階段

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コンクリート製の堰堤が水の中にも段状にあるのが見えます。

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これでおわかりになりますね
ビットがあります。

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向こうにはロープを巻き上げる機械(?)と可動式の水門が見えます。

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そうなんです
ここは旧四建ドックと言う下関市指定文化財 船のドック跡なんです。

正式名称は「旧内務省下関土木出張所乾船渠」

大正二年に造られたドックで、現在残っているコンクリート製の乾船渠では日本最古級なんです。(人´ з`*)♪
(石を使ったドックは横浜などでもっと古いのがありますが、コンクリート製はここが一番古いと言われてます)


大きさとしては底部長47m、幅10m、能力500t、全長59.52m、全幅16.98m あります。("⌒∇⌒")


この水門から右側は海だったんですね~

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海だった場所からドック跡と奥に関門橋が見えます。

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上からみるとよくわかります。(人´ з`*)♪

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そして水が少ないときはこんな感じでした。

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(ネットより)

私が書きたかったのは…………

現在、ここを土で埋めて保存し、その上を駐車場にしようと行政が躍起になっている事

それに反対抗議する保存団体

双方を冷静に見ているドック跡

確かにお祭りの時など駐車場に苦労している観光地です。まして市場に臭いがキツい水溜まりがあるのは行政としても何とかせねば!

でも!近代産業遺産として残すべき、中の水を抜き、観光文化財のひとつとして後世まで残して置くべき(歴史好きとは応援したいですが)

この二つの意見が別れてどうなるのかと思っていました。( ̄~ ̄;)



これが!今月頭に下関市が動き出しました。
なんと反対団体と話し合いで和解するどころか、反対派を無視する形で埋め立て業者の入札に踏み切ったのです。

お役所の事です。年度内予算や住民のや市場の方の事を考えれば仕方ないのでしょうけど、埋め立ててしまえば生で旧四建ドック跡を観るのは不可能( ̄□ ̄;)!!



そこで私は、ここに慌ててやって来て感慨深く眺め、写真を撮り改めてここに文化財があった事を書き残しておこうと心に決めました。

個人的には唐戸周辺には旧英国領事館等歴史的建造物が建ち並び近代産業遺産としてこのドック跡も入れればまさに観光名所として成り立ちます。
また赤間神宮や壇之浦の合戦で有名な壇之浦もこの側ですし、明治維新時の砲台跡もあったりします。
その中に近代産業遺産部門のひとつとして残しても良いのでは?っと思ってしまいます。


しかし、ここで生活している人にとって、このドック跡は必要なのか?
確かに市場の横に臭いのする大きな水溜まりがあればマイナスイメージです。


しかし!水を抜き整備すれば近代産業の象徴としての文化財にもなります。
(ブラタモリの横須賀の回でありましたね)

違う土地の人間がとやかく言う事ではありませんが………………




数年後この旧四建ドックは地面の中に埋もれているかも知れません。
自分の目で見て、この写真を残すことで私の記憶に旧四建ドックがあった事留め、そして娘達に伝えて行こうと思います。


文化財(下関市指定文化財)を現状のまま残すか?埋めるか?
難しい問題です…………………………

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なんかドックが泣いている気がします。(T^T)

(そういえば10年近く前は高杉晋作の資料館でも問題を起こした事がありましたね(-""-;))