5/16(木)

さすがに環境が違うし、明日手術だし、赤ちゃんと一緒に居られる最後の一夜だと思うとなかなか寝つけず‥

それでもまあまあ休めたかな。

朝、看護師さんがバイタルチェックに来てくれて、今日の流れを説明してくれました。

7:30~看護室へ行き、術着に着替え点滴開始。

夜中も腹痛や出血もなく穏やかに過ごせたが、久々に点滴ルートとるのが痛かった😅

ストレッチャーに寝かされ、カーテンで仕切られ、採卵の時もそうだけどスマホも電源を切って預けてしまうため、時間が全く分からず。

うとうとしながら時が経つのを待つしかない。

そんな時にまさかの防災訓練が始まり、大きい非常ベルの音にビビる😂(事前に言われてましたが、思ったより大きい音)


途中で脈拍を安定させる注射をお尻に打たれる。

いつ呼ばれてもいいように、赤ちゃんにギリギリまで「ありがとう」「大好き」を心の中で伝えながらお腹を撫でました。

その後どれくらい経ったか‥やっと呼ばれて手術室へ。


自分で準備して手術台へ上がり、固定されて血圧計や心電図等装着されている所に担当の院長先生が!(推しの副院長が流産の診断をして、同意書も副院長の名前だったので、てっきり手術も副院長先生がやるのかと思ってた)

「残念だったね‥」「9週目で◯◯くん(副院長)が診てくれたときだったんだ‥」と、かなりの数の患者さんを診ているだろうから、私のことなんぞ覚えてないと思ったら、覚えててくれていそうな話っぷりで感動←


まず膣外の消毒×2回、膣内の消毒×2回、膣内洗浄をしてから「じゃあ準備ができて麻酔が効いたら始めるからね」と言われ、看護師さんが点滴ルートから麻酔を注入。

麻酔が入る時にピリピリ痺れが‥「起きててこの後のこと覚えててやるぞ!←」という謎の意気込みをしてる間にもう記憶がない。


目を開けた時には手術前に居たカーテンで仕切られた一角で、ストレッチャーに寝てました。

そこからの安静時間も結構長かったけど、朦朧としていたり、途中からまあまあ覚醒してきて、点滴変えてもらったり血圧計ってもらったのは覚えてる。

途中でアクエリアスをいただき、一日絶飲食だったのでアクエリアスの美味しさを噛みしめる😂

我に返ると「あぁ、赤ちゃんもうお腹にいないのか‥」と思い、病院内ということもあり涙は出ずに、ただ一人虚無感に襲われました。


安静解除になり、お迎えが来るまで病室で休んでという指示。

立ち上がって多少ふらつくものの、痛みや出血もほとんどなく、私に負担かけなかった赤ちゃんは最後まで親孝行ないい子でした。


病室で休んでいると、看護師さんが退院後の生活についての説明。

・無理のない程度の日常生活はOK(もちろん体調次第ですぐ休めるように)

・術後当日は入浴・シャワー✕、翌日からは10日後の診察までシャワーのみ。

・大量の出血や腹痛、体調不良がある場合は病院へ連絡。


そして旦那が迎えに来たので、着替えや荷造りを済ませて合流。

「お疲れさま」と第一声。

荷物を持ってもらったり、必要書類の提出、次回診察の予約をして終了。

てっきり当日に入院費のお会計があると思っていたら、次回診察時と言われる。


旦那と二人で車に乗るなんて久しぶり。

(子供は私の家族に子守りをお願いした👶)

一日何も食べていなかったので、私のリクエストでスシローへ😋

生物解禁できるし、つわり明けて、今日は絶飲食だったので食べるぞー!って思ったけど、いきなりは胃が付いていかず‥あまり食べられなかった😢

でも久々にドライブしたり、二人で外食したり、色んな話ができて、これも赤ちゃんがくれたプレゼントなのかなと思ったり。


家に帰ると、赤ちゃんを連れて帰ってこられなかった悲しみで胸が苦しくなった。

昨日まで居た子がいなくなると、お腹が空っぽで軽くなった感じ。お腹と同時に心も空っぽ。。


子供にも話をして伝えました。

「赤ちゃんとお別れしてきたよ」

「赤ちゃんの分まで◯◯(子供の名前)は、元気いっぱい遊ぶんだよ」

「赤ちゃんのこと忘れずに、赤ちゃんの分まで家族で仲良く楽しく暮らしていこうね」

と私が伝えました。


今回来てくれた赤ちゃんのおかげで、家族の絆がより強くなったと思っています。