
このサーバはベアボーンキットとかではなく完全な完成品ですので、梱包を開けて電源を挿せばすぐに動きます。 今回は、CPU交換とメモリーを増設、そしてHDDも一台増やしますので、側面のパネルを開けます。
ギガバイトってしっかり書いてあるマザーボードですが、ネットで調べてみると電解コンデンサーを固体コンデンサーに変えたり、BIOSが変更になったりと、サーバ用に強化されているようです。
くわしくはこちらへ… ここにほとんど全ての情報が網羅されています。
ミドルタワーのケースですので中も広く、CPU換装、メモリー増設も楽に出来ます。
CPUは、Core2Quad Q8200s 2.33GHzに、メモリーはDDR2-800 Unbuffed ECC付を4G(2Gx2)にしました。
これで仮想化への準備もばっちりです。
インストールですが、これは付属のDVD ROMを入れて起動するだけでドライバーも含めてインストールが完了です。リカバリーディスクのようなものだと思ってください。
ただ、この状態ではちょっと困ることがあり、2つほどドライバーをインストールする必要があります。
1.VGAドライバーの問題で、ワイドモニターに対応していません。
http://www.xgitech.com/sd/sd_download.aspへ行き、ドライバーをゲットしてください。
serverを選択し、次の項目は一つしかないので、最後はWindowsを選ぶとダウンロードできます。
このドライバーをインストールすると、ワイドモニターに対応できるようになります。
※私の使っているLCDモニターは、Acer X193Wですが問題なく使えています。
2.デバイスマネージャを開いてみるとわかるのですが、SMバスがエラーになっています。
これは、チップセット関係のドライバーの問題なので、インテルのWebサイトからゲットします。
サーバの選択画面になりますので、Windows server 2008を選びます。
すると二つほど候補が出てきますが、どちらを選んでも同じです。私が見た時点(2009/06/14)では、9.0.0.1008というバージョンでした。
このダウンロードしてきたドライバーを当てると、デバイスマネージャでのエラーはなくなります。
3.最後にWindows updateですが、すでにservice pack 2が出ているのでそれを当ててしまったほうが、結果的には早いかもしれません。マイクロソフトのWebサイトへ行くとたくさん情報がありますので、じっくり読んでください。注意することころは、Windows server 2008 Foundationは64ビットバージョンしかないので、x86を選択しないようにする事ぐらいです。
■以上で、110Geのインストール作業は完了です。
サーバとしての性能は別として、この痛鯖ですが家族にとっても評判が良かったです。
小学校2年生の娘からは、とっても綺麗でかわいい~♪ と言われました。
よく見ると結構エッチな絵なのですが、全体的にはかわいい雰囲気があって、家族みんなでシール張りをして楽しかったです。
---- 次は仮想化の話を書いてみます。