Virtual ServerではVirtual PCと同じようにバーチャルマシン追加機能が利用できるが、それがLinux向けにも提供されている。
今回はそのインストール手順も合わせてカンタンに紹介してみよう。
まず、Microsoft ConnectのVirtual Machine Additions for Linuxのプログラムに参加する。
(Windows LiveとかPassportのアカウントでサインインが必要。なければアカウント作ってね)
Microsoft Connect (Microsoft)
https://connect.microsoft.com/site/sitehome.aspx?SiteID=154
インストーラをダウンロードしたら、実行してインストールする。
次に、Virtual ServerでisoイメージをCD/DVDのバーチャルドライブとしてキャプチャする。

(クリックで拡大)
そして、CD-ROMデバイスをマウントして、rpmコマンドでパッケージをインストールする。
(RPMを扱えないディストリビューションはtarボールに変換すればいい)
vmadd-fullというパッケージには全ての機能が入っているので、面倒ならコレでいいと思う。
また、モジュールのコンパイルにgccとかkernel-develが必要になるので、あらかじめ用意しておくこと。
競合するファイルがある場合は、--forceを忘れずに。
インストールが終わったら、面倒なので再起動する。
と?ここで起動中に2種類ほどエラーが目に付いた。
(クリックで拡大)
とりあえずvmadd-scsiはSCSIデバイスが存在しない為にエラーになっているようなので、chkconfig vmadd-scsi offで起動しないようにしておいた。
もう1つは何か呼べないコマンドがあるようなので、とりあえず起動スクリプトを見てみることに。
するとどうやら、ディストリビューションを判別して起動の成功or失敗の表示方法を変更しているらしいことが分かった。
(クリックで拡大)
それで対応するコマンドがなかった為にエラーを吐いていたようだ。
面倒だったので、とりあえずsystem=unknownのトコロをsystem=debianに変えておいた。
(手抜きだけどechoなら間違いがない限り使えるでしょという判断)
ま、そんなこんなで起動中のメッセージも正常化されましたとさ。
(クリックで拡大)