インターネットはもう一つの世界であり、それは徐々に現実の世界との融合を始めている。
そしてその中でさまざまな新しいサービスが提供され始めている。
その中でもオレが最近気にかけているのはコンテンツフリーマーケットと呼ばれるサービスだ。
注目するべきなのは、デジタルコンテンツとフリーマーケットというサービスが複合されているという部分だ。
デジタルということは媒体にかける費用が最低限で済む。
そしてフリーマーケットということは誰でも提供が可能である。
それらが複合することで、プロもアマチュアも関係なく自分の創作物を売り出すことができるのだ。
これまでは表現の場を得るためにある程度のリスクが要求された。
しかし、インターネットという媒体を得たことで時代は新しい局面を迎えている。
人々が妄信的に流行に乗じてきた今までとは違い、本当に価値のあるものだけが求められるようになっていく。
その中でアマチュアからプロになっていく人もいるだろう。
ずっとアマチュアのまま続けていく人もいるかもしれない。
インターネットにはさまざまな可能性が潜んでいる。
サービス同士が複合されれば、それが新たな価値を生み出していけるのだ。
と、そういえば最近あるトップブロガーが企業の宣伝に使われていたのだが、アレはどうかと思う。
トップブロガーに影響力があることは確かだが、それを逆手に利用するのはナンセンスだと思う。
ブロガーは消費者であり批評者である。
ブロガーが自主的に紹介するならまだしも、一つの企業がトップブロガーを芸能人のように扱って宣伝させるというのは違うと思う。
それはweb2.0の価値を、引いては消費者を侮辱していることに他ならないと思う。
物事をさまざまな人の視点で公平に評価してこそのブログコミュニティなのだから。