ネェさんのネはネカマのネ。
はぁい、ネェさんよ。
某社製の二足歩行ロボットが世間で騒がれてから久しいわね。
今現在のロボット事情はどうなっているのかしら。
別に私がそれを知っていてココで発表するというのが今回の主旨じゃないのね。残念ながら。
AIについてひととおり考えたあと、私はアンドロイドの可能性について考えていたわ。
でも、人のような仕草をするロボットを作るということはたいした問題ではないと思うの。
AIのような内面の問題が片付く頃には、駆動系や制御系といった外面の問題はとっくに解決してるだろうしね。
ただ私が疑問に思うのは、この段階でなぜ二足歩行の進歩にこだわるかということなのね。
だってそうでしょう?
ロボットが二足歩行をできるようになることによって、そんなに多くのメリットが得られるかしら?
確かにインパクトはあるし、フルオートバランシングがいかに難しい技術かってことも想像はつくわ。
最終的にアンドロイドをアンドロイドたらしめるのも二足歩行だってことに異論はないし。
でも、何故その難しいわりに得られるメリットの少ないことに力を注ぐのかしら。
夢を追うことは大切だし、技術を進歩させるのも重要だけど、それが実用的なサービスに繋がらないようじゃ野心と技術の持ち腐れね。
最初にその二足歩行ロボットを見たとき、私はそれが酷く滑稽なものに見えたわ。
倒れないようにヨチヨチ歩いているようにしか見えないそのロボットは、まだ世に出るには早すぎたことを体言しているように見えた。
キャタピラを付けてゴミでも拾ってまわった方がよっぽど実用的だったんじゃないかしら?
人と同じ振る舞いが出来ることを目指すと声高に宣言するのは結構だけど、もっと別の部分に注力して実用化しながらノウハウを得るのが先じゃないかと思うのね。
そうでなければロボット、あるいはアンドロイドの存在が一般に浸透するまでに時間がかかってしまうもの。
便利な技術は人のために、ユーザ本位のサービスを提供してこそ価値が生まれるというものよ。
おそらく遠い未来でしょうけど、いつの日かアンドロイドが人に溶け込んで仕事をするような時代が来るのかしら。
それまで生きていられるかどうかは分からないけど、楽しみにしているわね。
それじゃ、また会いましょう。
。。。。。。。。。。
・・・ふはぁー。
ネェさん、なんか今日はやたら毒が強かったような・・・。