この前coLinuxを入れてみたのはブログに書いたとおりだが、(過去記事 参照)逆にLinux上でWindowsカーネルを動かすソフトはないものかと思って探してみたものの見つからなかった。


後でよくよく考えてみたんだけど、当たり前だよな。Windowsはオープンソースじゃないんだからさ。


つまりMicrosoftの人間でもなければ作れないってワケだな。たぶん。


もちろんVMwareなんかの仮想マシンにWindowsをインストールすることは可能だ。


が、今使っているWindowsパーティションを使えないのでは何の魅力も感じないんだオレは。



というわけでWindows全体のエミュレーションはあきらめて、Windowsアプリケーションをエミュレートする方針に変えてみた。



まず/etc/fstabの内容を編集してNTFSパーティションを起動時にマウントするようにしてみる。


が、読み込まない

あれ?何で?(゚д゚;≡;゚д゚)


・・・ここつまずくとこだっけ?



試しにmountコマンドを実行してもやはりダメ

なんでかなーと思ってたら、coLinuxのカーネルはNTFSをサポートしていないことが判明した。


・・・もう少し早く気が付きゃよかった(#゚皿゚)


結局coLinuxは使わずに、実際にVine Linuxをブートして実行する方針に転換。

気を取り直して今回の計画の要となるwineのインストールに着手。


wineはUNIX系OSにWindowsAPIを実装してWindowsの実行ファイルを動作できるようにするというもの。


ちなみにVine Linuxに対応したバイナリパッケージはないので、今回はソースからインストールする。


しかし、Vine(ぶどう)でwine(ワイン)を使うとは、なかなかシャレた趣向だね(笑



・・・・・・・・・・・・。

スマン、今言ったことは全面的に忘れてほしい。



さて、必要なパッケージをインストールし、いよいよwineのインストールを開始。


・・・。


・・・・・・。


・・・・・・・・・。


全然終わる気配がない


・・・。


・・・・・・。


・・・・・・・・・。


・・・ダメだ、寝よう。



XPタンとVineタンを放置し、寝ることに決定。


大丈夫、二人ならウマくやってくれるさ。


いつだってそうだったじゃないか。

(※まだcoLinux使い始めてから1週間しか経っていません。)



7時過ぎに起床。寝起きの頭でコレ書いてる。


・・・?

・・・・・・まだやってる!Σ(゚Д゚;)


と、思ったらパスワード待ちだった。

ハイハイ。今すぐ入力しますよ、と。



そしてインストール完了。


最後の方にerr(エラー)とか出てるけど、そんなことは気にしない。


一番最後にcompleteと出ていればそれで完了なんだ。


強気でcoLinuxを終了し、WindowsをシャットダウンしてVine Linuxを起動。


そして!


ついに!


動いたぁぁぁぁぁあああ!

いぃぃぃぃぃっやっほぉぉぉうぅぅるるるるるらっはぁぁ!!



興奮していろんなアプリケーションを試しまくるオレ。


しかし、そんなハイテンションに水を差す事態が。


Microsoft Office製品が1コも動かねーよ

(#゚д゚)、ペッ



なんか「ライセンスがないからダメだよ~」とかってVineタンに怒られるオレ。


そうか・・・。


そうなんだ・・・。


またアイツらなんだね。


また、アイツらはオレとVineタンの間を引き裂こうとしているんだね。


そうなんだろ?・・・Microsoftさんよぉ!



後で調べてみたら、Microsoft Office製品専用のエミュレータがあった


でも使わない。使ってやらない。


Microsoft。オマエはオレを怒らせた。