さんしゅのしんき、さんしゅのじんぎ、さんしゅのしんぎ・・・などと言うらしい。
みくさのかむだから・・・なんてー言葉もあるらしいんだ。
起源はね、天孫降臨の時に、天照大神から授けられたという鏡・剣・玉を指し、日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物らしいんだな。
おいらの三種の神器は云々・・・これこれの三種の神器は云々・・・・と、よく使うじゃないの。
で、調べてみたらさ、その時代その時代で三種の神器とやらがあるんだってさ。
戦後、復興期にはさ、「白黒テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」が三種の神器と表現されてさ、経済成長に合わせて、皆がこぞって買い求めたものだぜ。

東京オリンピックを境に高度成長期には「3C」なんてー言葉がはやってさ、「カラーテレビ」「クーラー」「自動車」をもって三種の神器と言っていたんだよな。
そこまではおいらもなーんとなく覚えていたんだけどさ、その後もあるとは知らなかったな。
東西冷戦後1990年以降は際立ってはなかったみたいだけど、2003年頃からデジタル化にともなって、「デジタルカメラ」「DVDレコーダー」「薄型テレビ」を家電三種の神器・・というらしい。
他にも現代では業種ごとに三種の神器なるものもあるらしいんだ。
何が現代の三種の神器かはさ、国会か公の機関で決めて欲しいもんだよ。
3週間くらいかけないと結論はでないかもな・・・三週の審議・・・てね。