
三椏の話をだいぶ前にしようと思っていて入院などで忘れていたんだな。
3月の下旬から4月の上旬にかけてこの花が満開になるんだよ。
おいらの近くには「常泉寺」というお寺があってね、最近では結構有名になってきちゃってさ、観光バスで乗り付ける人たちも多いんだぜ。
流石に昔は拝観など無料だったのが最近は有料にしたとかでさ、したたかだよな。
どういうわけか園内には「河童」の置物がたくさんあってね、住職が来園者を和ませるために置いたんだってよ。
カッパリだよ!?
三椏の話だけどさ、おいらは花としては何だか赤だけで物足りない感じがするんだな。
枝が三つに分かれて木の枝の先にぼんぼり状に赤い花が咲くんだけど・・・個性的といえば聞こえがいいか。
誰かにそんな話をしたらさ、「花として見なけりゃいいんだよ、1万円が咲いていると思えばどうだ!・・・」なんていうからさ、「何だ?」って聞いたら、日本のお札の原料に昔から使用されている・・ってー話なんだな。
調べてみたら、明治政府になってから「三椏」を主原料に使用したらしいんだけど、その前は「ジンチョウゲ科のガンビ」という木から採っていたみたいなんだけど栽培が大変らしいんだな。
その点、三椏は栽培が容易らしいんで現在にいたるまで紙幣、和紙の原料として・・世界に誇る日本紙幣として使われている・・ってー訳なのよ。
解った!? 本当か?って、ちゃんと調べてみつまったのよー!!