99歳の誕生日・・白寿 | 石くんのひとりごと(?)

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99歳の誕生日

この人はうちの「おばあちゃん」なんですがね・・・。

2月10日でなんと・・99歳になったんですよ。

明治、大正、昭和、平成・・と4世代生きているわけですね。


「白寿」といって祝うんですが、何故「白寿」かというと、「百」から「一」の字を取ったのが「白」だから・・・というんですね。

元来、古希(70歳)は、中国唐人の詩人「杜甫」の「曲江詩」の詩句にある「人生七十古来稀なり」に由来するそうです。古く、長寿の祝いは40歳以上で10歳ごとにされていたそうですが、杜甫の詩の影響や、昔に比べて長生きになったことから「古希」のみが残ったと考えられているそうです。「還暦」「喜寿」「米寿」「白寿」「皇寿」などは近世の風習だそうですよ。


60歳・・・還暦は、干支を意味するそうです。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵の十干と子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥からなる十二支を組み合わせた60通りがあり、60年で一回りして生まれた年の干支に戻るところから「還暦」というそうです。


77歳・・・喜寿は、「喜」の字を草書体で書くと、「十七」の上に「七」が付いたような文字で「七十七」に見えることから、77歳を言うようになったそうです。


88歳・・・米寿は、「米」の字を分解すると「八」「十」「八」になることから88歳を言うようになったそうです。


99歳・・・白寿は、「百」の字の「一」を取ると「白」の字になることから、100歳のひとつ手前の99歳を言うようになったそうです。


111歳・・皇寿は、「皇」の字を「白」と「王」に分けられる。「白」は99。「王」は分解すると「十」と「ニ」となり、合計すると「111」になることから111歳を言うようになったそうです。


以上、石君の語源由来でした。