プロ野球でも育成は難しいと言われていて、チームが低迷していても「このチームは育成中の選手が多いから」なんて言われます。
しかし、民間企業で「この部署は育成中の社員が多いから、赤字は仕方がない」なんて言い訳が出来ますかね。
出来ませんよね。
営利組織にとって、人材を育成することと、利益を上げることは相反するような課題でありながら、両方を解決しなければいけません。
人材を育成することに注力しながら、利益を上げることに頭を絞らなければいけません。
その双方を解決する方法の1つに、OJTという考えがあるのです。
仕事を通じて、育成していく……という。
でも、それで人が育てば苦労はしないですよね。
だから育成は難しい。
たぶん、どうやったら人材は育つか?という考え方よりも、利益を確保するために何が必要で、それを実行するためにはどういう人材が必要で、その人材を適材適所で当て嵌める為に、目の前の人材をどう活かすか?を考えた方が良いんだろうなぁ……。