まいど!今週のヨサゲなものは1つ。
・ JAPANNEXT、2万円台の21:9ウルトラワイド液晶
株式会社JAPANNEXTは、IPS系パネルを採用した29型ウルトラワイド液晶「JN-i2975WFHD」を発売したそうです。記事によると・・・
2,560×1,080ドット表示のウルトラワイドモニターで、一般的なフルHD(1,920×1,080ドット)モニターより作業領域が広くなっている。色域はsRGB 100%をカバー。ブルーライト軽減機能の搭載やフリッカーフリー設計も特徴。
そのほかの仕様は、表示色数が1,677万色、応答速度が5ms(最短)、輝度が320cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度、リフレッシュレートは75Hz。
だそうです。最近のディスプレイの多くがFHD(1,920×1,080ドット)の解像度だと思いますが、その横の解像度をチョット伸ばしたものが今回の WFHD(2,560×1,080ドット)の解像度です。具体的なイメージとしてはこんな感じです。(JapanNextのサイトから引用)
本ブログでは度々、デュアルディスプレイ環境をオススメしてきました。最も簡単な構成は24型のFHD(1,920×1,080ドット)の解像度を横に2枚並べて使う環境です。
これは中の人も同じ環境で利用していて、現状で最も安くデュアルディスプレイ環境を構築できる公正だと思います。
ただ、これには多少制限があります。24型のディスプレイを横に2枚並べられるだけのスペースが必要となります。意外とこれがクリアできない場合も結構あるんです。
日本の限られたオフィス環境だとデュアルディスプレイ環境が構築しづらい場合も多々あります。24型を2枚並べるとなると最低でもディスプレイの幅だけで最低で横に1m以上のスペースを確保する必要があります。デスクの上には、ディスプレイだけ置いているわけではない環境の方もいらっしゃいますので、これがクリアできない場合はデュアルディスプレイ環境の構築が難しいわけです。
ただ、今回のものはデュアルディスプレイほど広くはないですが、FHD解像度の1.3倍程度の解像度がありますので、似たような環境を構築することは可能です。
横幅も689mmとのことなので、デュアルディスプレイ環境を構築するよりも約30cm以上も小さいな環境で利用することができます。
具体的にどのような環境で利用するといいかというと、横に2枚のウインドウを並べて利用する際などに効果的です。例えば、左側にExcel、右側にブラウザを並べて作業するような場合です。
こんな感じです。
上記はFHD環境の場合ですが、こういった場合に右側で調べ物しながらExcelに入力する際などに、Excelの横幅をもっと広げて利用できますし、逆にブラウザ側をもっと広げて利用することも出来るわけです。
横幅が広いとそれだけ一覧性が上がって作業効率が上がるんです。
更にWFHD(2,560×1,080ドット)の解像度はFHDを横に広げただけの解像度ですから、 スケーリング の問題を考える必要が殆どありません。
これが UWQHD(3440x1440)や 4K(3840x2160)の場合だと、ディスプレイの大きさにもよりますがスケーリングを150%や200%に設定しないと文字が小さすぎて読めない場合があります。
このようにWFHD(2,560×1,080ドット)の解像度は・・・
「デュアルディスプレイまで必要ないけど、もう少し横幅があったらいいな」
「デュアルディスプレイが欲しいけどスペース的に無理!」
というような場合にピッタリの解像度と言えるでしょう。
スペースの問題でデュアルディスプレイを諦めていた方や、現在の解像度より横幅がほしいという場合には、WFHD(2,560×1,080ドット)の解像度のディスプレイの導入をお考えになってみてはいかがでしょうか?
では、また来週!