過半メディアには必須・・・
窓の杜の記事に、 フリーのディスク暗号化ツール「VeraCrypt」がWindows on ARM/Apple M1に対応 てのがありました。
オープンソースの暗号化ドライブ作成ツール「VeraCrypt」v1.25.4が、12月3日に公開されたそうです。
記事によると・・・
「VeraCrypt」は、暗号化された仮想ディスクドライブを作成・マウントできるソフト。2014年に突如開発が終了してしまった「TrueCrypt」の流れをくむツールで、USBフラッシュドライブやHDDを丸ごと暗号化したり、Windowsのシステムパーティション・ドライブを暗号化できる。
だそうです。この「VeraCrypt」については既に本ブログの 無料で暗号化仮想ドライブを作成できるフリーソフト「VeraCrypt」 とのエントリーにてご紹介していましたが、今回のバージョンからWindows on ARMやApple M1にも対応したとのことで、より多くのOSで利用可能になりました。
暗号化ドライブ作成ツールについては、Windowsでは「Bit Locker」が利用可能ですが、「Bit Locker」が利用可能なのはWindows 10 Pro以上のSKUである必要があります。Windows10 Homeでは利用できないんです。
Windows10 Homeをご利用の場合には、是非今回の「VeraCrypt」をご利用になってみてください。
記事にもある通り、USBメモリや外付けHDDなどを簡単に暗号化出来ますので、可搬時の紛失や盗難時にも中のデータを守ることができます。万が一、紛失や盗難があった場合に、暗号化していなければ簡単に中のデータを見られてしまいますので、情報漏えいにもなりかねません。
クラウドストレージの普及により、以前に比べればUSBメモリや外付けHDDの利用は減ったと思いますが、それでも1ファイルの大きさがギガ単位の場合などですと、未だに可搬メディアの方が便利だったりしますのでご利用の方も多いと思われます。
可搬メディアは利便性の高さはありますが、セキュリティの面では常に紛失や盗難のリスクに晒されています。可搬メディアを利用する場合には、是非こういった暗号化ツールで中のデータを保護をお試しになってみてください。