MS様の年貢がキツい・・・

 

GIGAZINEの記事に、 Microsoftが年間サブスクリプションを利用しない場合のOffice価格を20%値上げへ てのがありました。

 

Microsoftがパートナー企業に対し、「年ごとではなく月ごとの支払いを行うOfficeスイートの顧客は価格が20%上がる」と伝えたことが分かったそうです。記事によると・・・

 

Microsoftは収益の大半を一般消費者ではなくビジネス顧客から得ており、今回の値上げはOfficeのビジネス顧客を年間サブスクリプションに移行させることが目的だとみられています。

 

だそうです。詳細は記事に譲りますが、MS Officeというスタンダードなオフィススイートですから、多くの企業で利用されているわけですが、買い切りのライセンスと Microsoft365 というサブスクリプション制のライセンスの2つがあるのはご存知のことでしょう。

 

今回のものはそのサブスクリプションのMicrosoft365のサービスの月額払いが値上げされるということです。Microsoft365には年払い月払いの2通りの支払い方法が用意されていますが、コロナ禍で突然テレワーク用のPCを導入した企業などで、コロナ後のコストを考えた場合、月払いのMicrosoft365は柔軟にコスト管理が出来るので、結構重宝されていたようです。

 

そもそも支払い方法の違いこそあれ、Microsoft365の機能に違いはないわけで、同じ機能で月払いだけ値上げというのは道理が通らないような気がします。

 

スタンダードなアプリと言えば、同様に Adobe のアプリが挙げられますが、AdobeもMSと同じようにサブスクの料金を特に大きな機能追加がないにも関わらず値上げすることが度々あります。

 

使わざるを得ないということで、MS Officeと同様にいわゆる「殿様商売」なわけですが、このような姿勢は正直ユーザー側としては苦々しく思ってらっしゃる方も多いかもしれません。

 

MS Officeの代替アプリとしては、「LibreOffice」 などのオープンソースアプリや「Googleドキュメント」のようなブラウザ経由で利用するアプリなどもあります。どちらも無料で利用できますので、MSへの年貢払がつくづく嫌になった場合には乗り換えを検討してみるのもいいかもしれませんね。