ウェブで長文を読む際に・・・
ITmediaの記事に、 訓練なしにWebサイトを最大2倍速く読めるように Chrome用拡張機能を無償公開 日本ユニシス てのがありました。
日本ユニシスは12月6日、Webサイトの文章を読みやすくする「Google Chrome」用拡張機能プラグインを、2022年2月28日まで無償で公開すると発表したそうです。記事によると・・・
PC版Google Chromeと「Microsoft Edge」に対応。特別な訓練なしに文章を読むスピードが約1.5~2倍に向上するとしている。
この拡張機能は、文章の文節を判別し、文節ごとに視線を誘導しやすくする「読書アシスト」と呼ばれるレイアウト技術を活用。一般的に400~600字程度という1分間で読める文字数を、最大1000文字程度まで引き上げるとしている。
Webブラウザに拡張機能を導入することで、Webサイトのレイアウトをワンクリックで変更可能。タイトルやWebサイト内の写真はそのままで文章のみに適用できる。
だそうです。今回のものは2020年に DNPと共同で開発した文字レイアウト変換技術「読書アシスト」 を正式に拡張機能として提供したものみたいですね。
具体的には、文字のベースラインを文節単位で段階的に下げ、文節を分断しないよう改行位置を調整。段落単位で行頭を段階的に1字下げ、画面幅や文字サイズに応じて行間・行長・背景色などを調整するという仕組みのようです。
中の人も早速、Chromeに拡張機能を導入して使ってみましたが、確かに上記のようなレイアウトに変更されました。ただ、正直読みやすいかというと「?」の部分もあるようです。恐らく1000字程度の文字数だとそんなに効果を期待できない感じです。ウェブ上の論文とかをしっかり読む際などには効果を期待できるかもしれません。
それと、中の人のブログを変換させた時に、文中のリンクなどは削除されてしまっていたので、純粋に文章のみを読むことに特化させているのかもしれません。そのあたりは事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
記事にもある通り、対応しているブラウザは「Google Chrome」と「Microsoft Edge」のみですのでご注意ください。中の人が通常使っている 「Sidekick」 ブラウザ もChromiumベースですが、うまく変換できませんでした。
ウェブで長文を読む際などに、ご利用になってみてはいかがでしょうか?